「日西・びっくり同音異義語」第3回目の今日は
【こら】【アホ】【あちゃ】【あら】など
「感嘆系」の日本語を、スペイン語にして紹介してみたいと思います。
【こら】
「こら、こら」と言われても、しかられているわけではありません。
スペイン語で【尾】【しっぽ】の意味。
【アホ】
スペイン料理にかかせないこの食材、何だと思いますか。
なんと「アホ」、スペイン語で【にんにく】に意味です。
ということは、
「アホ、バカ」
と言ったら「にんにくと、牛(肉)」で、とてもおいしそうですね。
ただし、発音は「ア」にアクセントをおきます。
【あら】
ちょっと、驚いた感じで使う「あら」は、
スペイン語では、【羽】になってしまいます。
「あら、あら」
なんて言うと、
「羽でも生えたのか」と思われるので、注意。
【あちゃ】
ずばり【斧】の意味。
ホラー映画を見ると、「あちゃ、あちゃ」って盛んに言ってますね。
大切な、舞台小物ですから。
一度、日本にホームステイしたことのあるスペイン人の友人が
滞在先のお父さんがいつも
「あちゃ~」
と言っていたらしく、
「なぜ、斧なのか?」
と、聞かれて呆然としました。
スペインには「あちゃ~」という感嘆表現は、ありませんからね。
説明するのに、苦労しました。
(「日西・びっくり同音異義語・4」につづく)