リセットと猛暑警報

8月のスペインは国民的バケーションシーズン。なので、レッスンに来る人もなし。9月の新学期まで、年に一度の「大リセット期」が始まる。

「さて、今期はどんなアート活動をしよう」

私にとって一番大切なのは

「やってみたい!」

なので「実際にどうしたらいいのか」「できるのか」は全く含まれていない(笑)。モチベーション(やる気)イコール即断即決、即行動。

だから失敗も多い。というか「失敗から学ぶ」のが私のライフスタイルなので、まず失敗しないと(笑)それにもう一つ突っ込んで言えば「一見失敗」なだけでそれは

「成功へのプロセス」「通過点」

に過ぎない。気にせず前に進んで行こう!というわけで、リセットに向け「大掃除&大整理」中。ダンボールやレンガに描いた作品などアトリエに出しっぱなし。なんとか保管も考えねば(写真)。

この時期「目と手が強烈に描きたかった」ことを思い出す。全て下書きなしの一発勝負。そのスタイルは今も変わらない。

さて。クーラーはないので扇風機と海風が頼り。なのだがなんと。天気予報によると、水曜日からマラガに猛暑「テラル」がやって来るらしい。この「50度近い熱風」の唯一の回避方法は

「熱風が入ってこないように家中の窓という窓を全て閉め切る」

なのだが、家の中だってすでにかなり暑い。どろーんとした空気をかき回すだけの扇風機。ここはやはり冷房を求めて

「ショッピングセンターに避難」

か。これはマラガではけっこうオーソドックスな涼の取り方。そういえば友人で

「ショッピングセンター内で8時間を過ごした」

という家族がいるが、家の暑さに耐えきれなくなり、お昼の2時に家族そろって入店。夜10時の閉店と共に、併設の「映画館」へ。

「冷房地帯のはしごを敢行」

という貴重なお話であった。こんなエピソードは山のようにあり、とてもブログでは書ききれない。いつかこういう話をまとめて、小説を書いてみたいと思う。

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