マラガの夏。と言えば「焼きイワシ」。海岸通りのレストランでは、魚介類が直火で焼かれている。豪快で野生的。おしゃれさはどうでもいいマラガっ子(笑)。
「焼きイワシが食べたい!」
ハビ吉とマールからいきなり呼び出しがかかる。集合が夜の9時45分。遅っ。食べ始めるのが10時半近く。でも、まだ水平線がうっすらと明るい。
「一人前が6尾」
なので、3人前頼むと18尾。こんな感じ(写真)。まずはティント・デ・ベラノ(赤ワインのソーダ割り)で再会を祝う。
「日本はどうだった?」「お土産買って来たよ」
「あぁあ、僕の大好きなインスタント味噌汁!」「何それ?おいしいの?」「飲んでみる?」
3人でしばし大騒ぎ。お土産を山分けしてひと段落。ハビ吉は
「なぜお父さんを一緒にスペインに連れて帰らなかったのか」
しばらくブツブツ言っていた。そう、洗脳は続く。いつか本当にそうしてしまいそうだ。赤ピーマンと玉ねぎのサラダをつまみながら、次に何を頼もうかメニューを見ていると・・・
「イワシが食べたい!」「えっ、また?」
そう。食べる気満々。というわけで、また6尾×3人前。18尾がテーブルに再び運ばれて来る。まるでイワシバイキング。さすがにお腹いっぱい。
話題はいつのまにかフェリア(夏祭り)に。今年のマラガのフェリア(夏祭り)は8/15〜8/24まで。長っ。毎日踊っていられます(笑)朝から夜中の3時まで。
ハビ吉のマンションはこの時期「宿泊所」と化す。はたして今年は。フェリア中はバスで家まで帰るのが大変。なので、難民会館に早変わり。
「洗面用具や着替え、置いといたら?」
マールがウインク。いいかも。今から予約しておこう。