今日はハビ吉ファミリーと「魚介類ランチ」。マドリッドやグラナダから集まるという事で、海岸通りのテラス席を予約。私は一番乗りでテーブルの確認。
「待ってる間に、一杯どうですか」
ボーイさんが必ず尋ねてくれるマラガ(笑)。おかげで待ち時間が「一人ビールタイム」に。海を眺めながら、ひたすらぼーっ、ぐびっ。ぼーっ、ぐびっ。
久しぶりの再会に胸が熱くなる。まずは焼きイワシでスタート。王道。いつもの調子で、さっそく熱々イワシに手を伸ばしたら
「食事前のお祈りは?」「・・・・・」
そう。ハビ吉のファミリーは、敬虔なカトリックなのであった。叔父さんは神父、叔母さんは尼僧。すっかり忘れていた。
「あぁあ、ごめんなさい。食べちゃった」
イワシで汚れた手でお祈り(汗)ハビ吉が隣で「ぐふふふ」と笑っている。そして。お祈りが終わったとたん
「いただきまーす!」
と、日本語で叫ぶハビ吉。おかげで少し救われた。ありがとう。
「これ、日本のお土産の黒にんにく。父の手作りです」
いきなり始まる試食会。
「おいしいね〜」「だから、日本人はいつまでも若々しいんだ」「えーっ、炊飯器で作るの?」
ハビ吉がテキパキと解説。「僕はトマトサラダの上にカットして乗せるよ」などと、使用方法までレクチャー。そして極めつけは
「もものパパ、クリスマスにマラガに来てもらおう!薬を飲ませて、目が覚めたらそこはもうスペイン!」「うーん、どうかなぁ」
やんわりとお茶を濁そうとすると
「ちゃんと僕のメッセージ、お父さんに伝えてくれてるんだろうね」
鋭い。ブログを読んでるから、伝わってるはず。食べて飲んでおしゃべりして。閉店の5時まで大盛り上がり。その時お母さんが
「あーそうだ。これからみんなでももの家に行ってピアノを聴こう!」「・・・」
とにかく、みなさん元気なのであった。私は眠気でもうぐらぐら。なんとかみなさんに納得してもらうため、声高に宣言する。
「秋にうちで、ピアノ&ランチ会をやりましょう!」「おお〜っ、いいねぇ」
いきなり決まる新企画。大丈夫なのか?もう3年以上弾いてないけど(汗)いかん。来週からピアノ練習せねば!