今日は「ジーンズ」と「浴衣」をペイント。「指」でぐりぐり描くのが気持ちいい。大須のコメ兵で買ったこの浴衣、なんとウエストラインで真っ二つに切断。
上はシャツとして。下はスカートとして新しく生まれ変わる予定(笑)はたして。生地が白いから色がのって描きやすい〜。
ペイント中は、手が汚れているのでなかなか写真が撮れない。水を飲むグラスでさえ絵の具がべったり。結局いつも、ミネラルウォーターのボトルをラッパ飲み。
お行儀。というものは、ここには存在しない。本日のランチも、もちろん作業テーブルで。チキンのソテーとサラダとフルーツ。以上。
絵の具や筆、雑巾やコラージュのハシキレが所狭しと散らばる中、無理やり料理の皿を押し込む。一度うちに来た友人が
「よくこんな、絵の具の間で食べる気になるね」
と呆れていたが、理由は簡単。私の欠点は
「周りが見えない」
こと。なので、画材やゴミもまた、見えないのだった。何事も役に立つ。欠点でさえ!オーレ。
夕方近く、ジーンズペイント「涙の花びら」が完成。へとへとになったところで、弟たち2人と夕食。私たちの行きつけカンペーロ屋「マルーチ」へ。
まずはビールで乾杯。今週の近況報告をしていると、ダビーがぽつり。
「ももは、不思議な生き物に進化した」
「まったく周りの言うことを聞かない」
ハビ吉も静かに付け加える。
「このままアートにのめり込んで、バランスを崩すんじゃないかと心配している」
「ほれ陶器だ、展示会だ、セビジャーナスだ、カスタネットだ、って。どれだけ増やせば気がすむんだ」
「これでは、息をする暇もない」
2人の弟たちの助言を聞きながら、熱々のカンペーロにかぶりつく。ふっふっふ。2人はまだ知らないのだ。この秋に
「もも衣アートカーニバル」
のモデルとなって、極彩色のアート作品を身にまとい、マラガの町を歩かされることを。その時の2人の顔が楽しみだな。