アトリエ暮らし再開

ガイド通訳の仕事が終わり「アトリエ暮らし」再開。久々に眺めるテラスからの地中海。まずは洗濯掃除から。粗食さえも懐かしい(笑)。

大阪からお越しのSさんご夫妻は、世界中を旅する超食通。「何を食べてもおいしい」私とは、わけが違う。新鮮な食材の選び方から食べ方までみっちり教えていただく。

「本当に天然やなぁ」「よし『かませる』ようになった」「勢い出てきたなぁ、もう吉本行け」「これで安心して帰れるわ」

と、一から叩き上げていただきました(笑)。さらにスーツケースいっぱいのお土産まで。これで安心して年が越せます。本当にありがとうございました。

プライベートな滞在なので詳しく書けませんが、次回はお約束どおりマラガ空港で

「フラメンコを踊りながら」

お迎え致します。ちゃんと「オーレ!」って声かけて下さいね(←関西弁のイントネーションになってきた)。

さて。久しぶりにピアノを弾くと、オウムがさっそく飛んでくる。ここ1週間ずっと「鳥かご生活」だったので

「ふわぁ〜〜〜っ。ぴぴっ、ピープー」

と、あらゆるオタケビを発して、怒りと悲しみを表現。「編曲」を楽しく始めたものの、ほとんど続行不可能に。

「頭かいてー」「遊んでー」「ねーねー」

そうだよね。1週間もほかっておかれて。さみしかったよね。なんだか不憫になり、好き勝手させておいた。すると・・・

「うわっ、鍵盤の上で寝てる」

なんと。ピアノの上でシエスタ。編曲中だけどうるさくないの?鍵盤の振動は?

「そこにいると、左手で弾けないじゃん」

あんまり気持ちよさそうに眠っているので、曲を変えてみた。ブラームスの子守唄。これならぐっすり眠れるじゃろう。

明日からダンス教室も再開。カスタネットとブレリア、復習せねば(汗)この1週間で、すっかり記憶が飛んでいる。

なにしろ目をつぶると、大エビや貝、魚が浮かんでくるのだ。どれも高級食材。そして、目を開けると。目の前には、いつもの粗食。

「これぞ、私のアトリエ暮らし」

大好きなシンプル&クリアー生活。今週末からいよいよ、今期の新作を描き始めるぞ〜!

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