マラガの夕暮れは10月。刻々と色を変える空と海の神秘を、ほぼ毎日見ることができる。波のない地中海を滑るように進むクルーズ船。
「サーモンゴールドに包まれてマラガ港へ着く」
気持ちはどんなだろう。私はいつもクルーズ船の出入りをテラスから眺めるばかり。で、船客になったことはない。
でも。こんな穏やかさと美しさに包まれて迎えられたら、夢のような街に思えるかもしれない。
さて。今日は久しぶりに「オウムの水浴び」をした。実はその前、床のモップがけをしていたのだが、モップをゆすぐためのバケツの縁に
「今まさに飛び込もうと中を覗いている」
オウムを発見。
「だめーーーっ、だめだめ」
見てわからんかー。モップを何度も洗って水、真っ黒だけど。あわてて水浴び用の容器を用意。2種類。
深めの洗面器と、浅くて大きい受け皿。これならつかることも、羽ばたくこともできる。しばしプールタイム!
床を水浸しにしてくれたので、再びモップで床掃除を続行。オウムを日向に移動。その横で私も床に絨毯を敷き、日光浴&お昼寝。
気がついたら、40分ほど寝ていた。そして。なんとなく頭上から「視線」を感じるので、見上げてみると・・・
「うわぁっ」
見てる。上から。怖っ。襲いかかられるかと思いきや「頭かいてー」の要求ポーズだった。甘えてたんかい。その表情じゃ、伝わらないよー。