いつもなら体調回復の兆しが見えるや、すぐに走り出していた。が、今回は「歩くこと」を学んでいる。51歳になり
「やらないこと」「人生から捨てるもの」
を今、新たに決めている。体力が以前ほどなくなる。ということは
「大事のために、余分なものを人生の中から捨てる」
ことでもある。その明確な意識と選択の勇気を、51歳の私は持っている。自由にできる時間が限られている、とはっきり理解することは
「これをやらなくては死ねない」
ことに、残された時間とエネルギーを注ぐことを意味する。今の私において、絶対的な人生の柱はアート活動。だからピアノ教室もこの9月に卒業した。
「まだ若いんだから」
と、よく言われる。問題は年齢ではなく、自分の大事(命をかけてやりたいこと)が、はたして自分の与えられた時間内にできるか。なのだ。
創作というのは時間がかかる。いずれは個人のアート活動を、社会活動に広げていきたい。そしていろいろな人たちとコラボ活動をしていきたい。
スペインで、日本で。世界のどこででも!
そんなことを思いながら、まずは目の前の作業に向かう。ハギレで「コラージュスカート」が完成!おそろいの「スカーフ」も作ってみたい。
にしても、オウム。糸は喰いちぎるは、腕に噛みつくは。「おとなしく」「いい子にする」というプログラムはついていないのだろうな。