2月1日のブログで
「うちのテラスから、水平線上に『モロッコらしき山の稜線』が見える!
あれは、本当にモロッコ、アフリカ大陸なのか!」
という記事を書きましたが、
あれから、マラガ下町コミュニティのメンバーによる「調査」の末
結果が出ましたので、ご報告いたします。
まず、わたしがコメントしていた
「このモロッコらしき陸影が現れるのは、
決まって空気の澄んだ風のない、冬の夕暮れ」
というのは、「正解」。
そして、陸影の正体は、やはり「モロッコ」。
そう、アフリカ大陸をうちから見ていたのだー。すごい~。
さらに、山脈のように見えていた「山々の正体」も、
一つ一つの「山の名前と標高」まで、詳しく知ることができました。
その山々の中でも、一際目立って「すくっ」とそびえている山がありました。
少々もやのかかった日でも、この山だけは肉眼で見えたのです。
「あの山は、何だろうねぇ・・・」
と、わたしたちはいつも話し合っていました。
この美しい山。
「Kelti山」といい、標高1926メートル。
北モロッコを東西に走る「リフ山脈」の中の一峰です。
マラガからは地中海をはさんで、直線距離にしておよそ200キロ。
正体がわかったのはいいのですが
ここのところめっきり、その勇姿を見なくなりました。
観測条件である「空気の澄んだ冬の日」から
すっかり遠のいてしまったせいでしょうか。
マラガはもう、初夏の陽気。
お隣のセビージャ(セビリア)では、「フェリア・デ・アブリル(4月祭り)」が始まりました。
4月で、すでに連日27度を記録!すごい~。
再びモロッコにお目にかかるのは、
どうやら、次の冬を待たねばならないようです。
わたしたちのマラガは温暖ですが
首都のマドリッド周辺では、今日から2~3日に渡り
季節はずれの「寒気」が押し寄せるとのこと。
内陸部へ旅行のみなさん、お気をつけください。
「最高11度、最低3度!」
「しまった冬服を出してください~」
と、テレビで言っていました。
先日、夏の陽気で24度とか言ってたのに・・・
異常気象が、日常的になりつつある2013年。
マラガでも3月は、歴史上最高の降雨量でした。
日本はだいじょうぶですか?
今、夜の8時半ですが、テラスに出てびっくりしました。
空気がキーン!と冷えていて、まるで冷蔵庫に入ったみたい。
天気予報を見たら、なんと今日から
マラガにも寒気がやってくるとのこと。
「最高13度、最低8度」
って、真冬じゃないかぁ~!
冬服、出さなくちゃ。