新作に挑むため「幅2メートル」のキャンバス地を買いに行った。長い。さらに「厚紙と絵の具」を抱え、よろよろとバスに乗り込む。
「あ、そのサイズはバスに乗せられませんよ」「ええっ」
そんな。ここからうちまでバスで35分。歩いたら軽く1時間以上かかる。運転手さんの顔を見つめながら懇願した。
「お願いします!車も免許もなく、タクシーにだってこんな長いの入りません。うちはこのバスの終点なんです。歩いて帰るしか」
お兄さんは数秒固まっていた。が、後ろを振り返り座席を確認すると
「ま、空いてるからいいことにしましょう。他の人の迷惑にならないようにね」
あぁあ。これぞマラガ。お兄さんに感謝しながら、広い座席をゲット。バスが空いてる時間帯で本当によかった。ラッシュ時だったらどうしたんだろう。
「お兄さん、芸術の神さま、ありがとうございます」
2メートル幅×2メートル。ともなるとかなりの長さ。バスの入口も、マンションのエレベーターも、斜めにしないと入らない。とにかく不便。
もう一方の肩には、「絵の具と厚紙」「果物と野菜」の入った大袋。これがめちゃ重い。
「2メートルと8キロ」「長いやら、重いやら」
で、汗びっしょり。家に着いたら、しばらく放心していた。それでも「今年の新プロジェクトへ第一歩」踏み出せたことに大満足。
「うわぁー、焼きそばが食べたい」
強烈な食欲。さっそく台所へ。生姜がきいてておいしい〜。ソースの香りがたまらないー。アボカドサラダに、デザートはオレンジ。
2メートルのキャンバス地が、宝物のように見える。ここから、何が生まれるんだろう。明日、さっそく広げてみよう。
しばらく。
私自身が自分の事に没頭してました。
焼きそばの見た目は日本の家庭風ですね。
ももちゃん、脳内幸福物質が放出して突っ走ってる〜。Σ(・□・;)
でも、食事は摂ったるようで安心。
大、大、大作、期待してます。
ももちゃんの輝きまくってるやりたいオーラは他人も巻き込むからなぁ。
応援した人も幸せのお裾分けを撒き散らすから。ももちゃんの通った跡にはキラキラのピクシーダストの光の帯が見えるようです。
「他人も巻き込むオーラ」(笑)怒るべし。
「大、大、大作」なんて言うから、どんどん作品のサイズが大きくなってます。今期は、机の上で描けるサイズはなし。なので、床と壁をフルに使って。
Satomiさんにも脳内幸福物質が届きますように!