ハビ吉の誕生日パーティ。会場である彼のマンションに30人が大集合!家族、親戚、友達ごちゃ混ぜ(笑)なのが、マラガ的。
「クンプレアニョス・フェリス〜」
あのハッピーバースディの曲に合わせてケーキが登場。もちろん手作り。みんなの大合唱の横で、大口をあけて息を吸い込むハビ吉(写真)
「フゥーーーッ」
一瞬にして、ろうそくの火が吹き消される。「46」の。拍手喝采の中、ハビ吉と重ねた時間に、私は一人思いを馳せていた。20年以上前。まだスペイン語もまともに話せない私を
「ファリアに行こう」「ドライブしよう」「パエジャを作ろう」「海に行こう」
と、いつも誘い出してくれた。スペイン語が未熟すぎて、まるで「会話になっていない」私たち。よくつきあってくれたと思う。
「もも!煙もうもうだけど大丈夫?」
そう。この日の私はキッチン担当。「焼きそば」「豚肉とズッキーニのカレー」「ごはん」などを作り続ける。
その時、強力な助っ人、ファンが登場(写真)気が利いて、先回りできて、動きがすばやくて。なんて優秀。私の作業を横で見ながら
「それを入れるボールがいるよね」「炒めるフライパンはこれでいい?」「指示だけ出して」「ゆで卵は何分?固茹でなら10分」
おお〜。なんてすばらしいんでしょう(涙)ファン、本当にありがとう!そして。半年、3年、10年ぶりに再会する友人知人。
「うわぁ〜元気だった!?」
で始まる近況報告。午後6時開始のパーティ、なんと夜中の12時にやっとお開き。みんなが去ったマンションで、しばし放心状態。ハビ吉と二人よろよろと後片付けを始める。
「プレゼントは買わない。その代わり、お手伝いが私のプレゼント」
そう告げて、パジャマ持参で乗り込んだ。泊まりなので時間を気にすることなく、しばらく二人で今日の感想&ねぎらいタイム(笑)
「疲れた・・・」「よくがんばったねー。みんな喜んでたよ」
いつから私は「招待される側」から「身内側」へ移ったのだろう。20年の月日が、私たちを家族的な関係に変えたのだ。
「うわー、ベッドメイキングがまた違う。もも、布団の前にシーツだって!」
嘆きのダメ出しの声でさえ、心地よい子守唄に聞こえる(笑)ハビー、お誕生日おめでとう。いつまでも私の大切な友達でいてね。
ハビー
遅くなったけど、お誕生日おめでとう。
相変わらず楽しくって気遣い上手なハビーは人気者ですね。
ももちゃんお疲れ様。ハビーに喜んでもらえて良かったですね。本当に素敵なパーティの雰囲気が伝わってきます。
Satomiさん、ありがとうございます。ハビーに伝えておきますね。いつも人に囲まれているのが好きなので、本人は大満足だったと思います(私は目が回りそうでした)。