「青いマラガ」いよいよ最終ペイントに入る。仕上げは、空飛ぶ絨毯!
「地中海のビチョ(生き物)たちを乗せて舞う青の絨毯」
夜になるとこっそりアトリエを抜け出し、夜空を舞うのだ(笑)マラガの町を見下ろしながら。
ヤシの木、白壁の家、石畳の通り。地中海を照らす月明かり、パセオ・マリティモ(海岸通り)。通りに置かれたイスとテーブル、一杯のワイン。フラメンコの調べ・・・
「私の愛するマラガへのラブレター」
そんな気持ちで、作っている。だから、どれだけでも命を注げる。危険(笑)。見つめれば見つめるほど、むくむくとアイデアが。
「バックの色を、鮮やかなももカラーにしたらおもしろそう!」
やってみたい。と同時に、私の心はもう次の作品に飛んでいる。問題はスペース。この2メートルの大作、どこに置いておこう。
「壁ごとに4、5作を同時制作」
それが理想の制作スタイル。なんとかできないものか。あぁあ、壁が足りない。ぐるぐると作業場を見回していたその時、脳内に恍惚に似た光が走る。
「アトリエの反対側の壁、制作スペースに改造できるんじゃ」
もちろん、そのためにはまた棚を取り外し、テーブルと家具を処分しなくてはいけない。が、スペースはできる。脳内にお花畑が広がり始める。
「これ全て、制作を同時進行するため」
心は一発で決まったが、さすがに大作業。今夜一晩寝て、明日の朝一番で決めることにしよう。
身にまとうももちゃん。良い写真ですね。
ももちゃん、マラガの絨毯で飛び始めましたねぇ。
同時製作、ピカソの域が目標って事でしょうか。
ピカソは生涯の生涯作品数は5万点と言われていて、まさにももちゃんの目指すスタイルでしか製作できないのです。
私はももちゃんを思うたび、ピカソを同時に思うのです。
「アートで遊ぶ!」がももアートの原点。なので、まず私が遊ばないと(笑)。
楽しく弾み、熱くなっている魂から、躍動感や生命感は生まれると信じています。
Satomi さん、いつも応援をありがとうございます。