【一日一作プロジェクト】もも衣「夏月夜のマラガ」&ブローチアート「金の羽・ぴかり玉」に手作りマスクをつけ、マラガのティッセン美術館へ。
トゥルーズ・ロートレックの「サーカス」に関するスケッチや作品が、私たちを出迎えてくれた。本日は学芸員の方による案内付き。
「サーカスなのに、観客が描かれていないのはなぜだと思いますか?」
確かに。中央ステージには馬や芸人たちが実に魅力的に描かれているのに。それを取り囲む観客席には人の姿がない。
聞けばなんと。サーカスを見ながら描いていたロートレックに文句が出たらしく、その代案として
「リハーサルの間なら描いてもいい」
という話になったのらしい。なるほど。ロートレックほどの人でもそうなのか〜。以前「ロートレックポスター展」も行われていたティッセン美術館。
入口を入ると回廊とパティオが。展示室の天井には、寄木細工の天井が。イスラム文化の名残があちこちに残る建築美も魅力。
こんなステキなひと時を味わえたのも、美術館の会員である女友達のおかげ。カルメン、メルチ、こんな機会を与えてくれてありがとう。
外出が緩和されてから、ロシア美術館、ポンピドゥー美術館、CAC美術館、クリムト特設展、ティッセン美術館と立て続けに攻めている(笑)贅沢〜。
「夏月夜のマラガ」「金の羽・ぴかり玉」
降り注ぐ光をレモン色で。今日は新作ブローチアートの土台を作った。それもいきなり3つ。縫い縫いしながら、顔がムズムズかゆかった。
「はて。なぜ痒いのか」
汗ばみながら、はたと気づく。昨日は熱風テラルで湿度17%だったマラガ。今日はいきなり85%(笑)差ありすぎ。お肌も大変だなぁ。