【一日一作プロジェクト】極彩色の三日月アート「百夢月(ももゆめづき)」を作った。7/15からマラガを含むアンダルシア地方は
「新マスクルール&罰金システム」
に突入。これがかなり厳しい。基本的に「常時マスク着用」。いつでもどこでも。私たちマラガっ子にとって「夏、イコール海」。海ならマスクはいらないだろうと思っていた。ところが
「泳げばいらない」が「海へ近づく時、去る時はいる」。が「パラソルの下はいらない」けど「波打ち際を散歩する時はいる」
って、何なん!思わず
「波打ち際をふらふら歩いてから、海に入る場合はどうなん?」
と聞きたくなる。だいたいビーチに着いて、いきなりまっすぐ海の中へは行かんだろう。パラソルなど持っていない私は、マスクを取って涼む場所もないのか。
「もうこうなったらずっと海の中」
にいるしかない。にしても、海からざばっと上がって、またマスク?びしょ濡れで?なんだかもう
「海に行くのもめんどくさい」
今日、読んだ記事を紹介しよう。マラガ県にはいくつも「ヌーディスト・ビーチ」がある。文字通り「まっ裸でいられるビーチ」なのだが
「一糸纏わぬ姿でいながら、マスクだけするのでしょうか?」
って、投稿が(笑)かなり怪しい姿。が、笑ってばかりもいられない。マスクをしていないと罰金100ユーロなのだ。えらいこっちゃ。もう何があってもマスクは忘れられない。
にしても。海がこんな風なら、山はどうなのか?原っぱは?ここ3週間、筋肉痛になるまで動き回っておいてよかった。いよいよマスクなしで、ぼーーーっとできるのは
「家の中と飲食店」
ということになりそう。6月末にやっと外出が解禁され、3ヶ月ぶりに私がトライしたことは
「友人との外食」「美術館」「自然遊歩道&村の散策」「友人宅での食事」。そして「ダンス教室&動画撮影」の5つ。もちろんまだ
「画材屋にも、ショッピングにも、夏のバーゲンにも行っていない」
そろそろセントロへ乗り込むか。と思っていた矢先に「新マスクルール&罰金システム」の発令。この暑さと息苦しさを思うと
「必要なこと以外は出かけたくない」
今日、お昼過ぎに郵便局へ行ったら8人並んでいた。もちろん建物の外に。1人ずつ中に入るため、とにかく時間がかかる。この暑さの中
「日陰に入りたい」
人たちで、椰子の木は大人気(笑)ソーシャルディスタンスで木陰に集まる人々。炎天下にマスクで行列。これは絶対体に悪い。今年の夏は
「家でのんびり」
が、1番のバケーションかも。この夏、日本に3週間ほど帰国しようと思っていた。が、まず物理的に、飛行機が前のように飛んでいない。
やっとのことで日本に着いても「検査」が待っている。長旅の後、かなりの時間と疲労度。すんなり家には着かせてもらえない。
さらに。コロナウィルスが世界的パンデミックとなった今、飛行機や空港を使うのはかなりの覚悟がいる。「ちょっと行ってくる」ではすまされない。
「今年は日本が遠い」
いや、それ以前に国内のマドリッドがすでに遠い。だからこそ、作ろう。家にこもって。一日一作。アトリエに転がる廃材を利用して。
「百夢月(ももゆめづき)」
たとえ遠くに離れていても、私たちは同じ月を見て暮らしている。会うこともかなわない遠くに住む家族や友人が
「どうか無事でいてくれますように!」
そんな思いを形に。豊橋の父もいろいろ工夫しながら、自粛生活をしてくれているようで励まされる。大変なこともあるだろうに。
「思いをはせる相手がいる」
たとえ会えなくても。この世とあの世と、そのどちらにも、私たちは大切な人を持っている。今夜は月を眺めよう。