【一日一作プロジェクト】サンダルで「海と空と風のかけら」を作った。実は2週間ほど前に友人のCさんから
「『半沢直樹』知ってる?すごくおもしろいドラマなんだけど」
期待せずに、予告編やインタビュー、決めゼリフなどをのぞき見するうち、ぐいぐい物語に引き込まれていった。
あらすじや解説を読み進め、そこに至って初めて、このドラマが今日本で進行中であることに気づいた。
どうやら2013年に「半沢直樹シリーズ1」が放映されたらしい。知らなかった。ぜひとも一気に見てみたいものだ。俳優の演技に関するコメントで
「顔芸」「表情や演技が大げさ」
的なことが書かれていたが、みなさん揃ってそのままスペインに来てもらえる。ラテン系にすぽっとおさまる迫力と表情の豊かさ。
スペイン人を見慣れた私の目には、彼らの演技は全く違和感なく、むしろ「自然体」にさえ見える。腹式呼吸による発声も、私たちには限りなく親近感。
さて。マラガは10月まで泳げるものの、朝夕はめっきり涼しくなった。おかげで15分筋トレも順調。不思議なのは、マットとダンベルを用意すると
「ぷぷぷ、ひゅいーーー、ぐわっ」
とおたけびをあげながら、全速力でオウムが飛んでくること。なぜかは不明。そして。2キロのダンベルに噛みつこうとする。
トレーニングの一つに「寝ながらダンベルを胸の真上に上げ、それを横に開いていく」というのがある。最終的なポーズは
「磔のキリスト」
なのだが、なぜかオウムはその状態になるのをじっと待って、いきなり飛びかかってくる。
「ダンベルが床から10センチ」
という「一番苦しい状態の私の手とダンベル」に向かって。なんなん。キリストに向かって。よくもそんなことが。
「海と空と風のかけら」
今年の秋は、いつもと違う。心ゆくまで「家族や友達と一緒に過ごす」夏休み。その時間なしに、秋冬を迎える。まるで
「思い出を奪われてしまった」
ような。だからこそ、海と空と風と共に。自然とつながって生きていこう。祈りを形に。