【一日一作プロジェクト】ブラウスをハサミで切って、スカーフアート「みどりんど」を作った。転倒後、5日間の自宅療養を経てクリスティーナとランチ。彼女は私を「ロカ」と呼ぶ。
「ロカ(クレイジー)頭大丈夫?で、何作ってた?」
本当に危ない奴みたいやん(笑)。絵の仲間だったクリスティーナ。私たちの会話の8割は「アートと生き方」。ものすごい勢いでおしゃべりしていたら
「すごいパロって感じの喋り方だよねぇ」
お店のお兄さんが(笑)私を見つめながら。マラガなまりとかならまだしも、パロ地区限定?
「アジア人で、こんなにパロ的な話し方をする人は初めて見た」
喜んでいいのか(苦笑)。マラガの中でも我らがパロ地区は
「ビーサン&スポーツ着で堂々と歩ける」
超庶民的地区。どこか垢抜けない、だらっとした雰囲気が魅力。毎年マドリッドの中心地へ行くたび
「パロ地区の服装で歩けない」
ことに愕然とする。さすが首都。みなさんおしゃれ〜。「部屋着もどき」で歩き回れるパロとはわけが違う。
クリスティーナは長くマドリッドやバルセロナに住んでいたので、なまりが全くない。というか、めちゃくちゃ滑舌がよく、2人で話していると
「相乗効果で滑舌度が5倍くらいアップ」
する。ハキハキ、サバサバ、脇目もふらず。そんな私たちに近づく男はいないだろう。「滑舌とアンニュイ・隙・色気」は、相入れないものなのだ。
「焼きイワシで乾杯!」「頭が固くてよかったね」
5日ぶりのビール。めちゃうま。これを全快祝いとしよう。ワンピースに身を包み、気分よし。今回の「転倒&打撲事件」は、私にいろいろなことを教えてくれた。さっそく
「家や物のシステムを変えつつある」
早いな(笑)これはまた改めて紹介します。イワシとサラダ、アイスのシンプルランチ。海風に吹かれながら。これぞパロ。オーレ!
「みどりんど」
「緑+リンド」の造語。「リンド」はスペイン語で「美しい」の意。草や木、雑木林や森。緑の大切さ、生命力を思いながら縫い縫い。一着のブラウスが、スカーフアートに生まれ変わった。
「何度でもリセットして、何度でも生き直せばいい」
アートは私に教えてくれる。過去の自分を手離し、新しく生まれ変わることを。全ては「進化」。その神秘に気づく時「喪失」は「卒業」に変わる。