【一日一作プロジェクト】昨年ペイントしたTシャツに「想」の文字を描き入れ、もも衣アート「想舞(そうまい)」を作った。
「何気なく目がいって、あっ!そうだ」
と、やり始めてしまう。この習性は「直すより上手に活用すべき」なのだ。で、全ての予定をいきなり変更(笑)。
この色鮮やかなシャツペイントは、昨年もう完成していた。が、ひらめきというか「こうしたら!」の火花がバチッと。これがスイッチとなり
「想という文字を、大きく黒で入れたい!」
もう、そうしなければ!的な、この内から湧き上がる衝動は何なのだろう。で、朝から黒い絵の具と筆を握っていた。
改めて思ったけど「想」って「木」「目」「心」からできてるんだよね。ほんと日本語っておもしろい。
「それぞれのパーツに思いを込めて」
カリグラフィアート。私は「書家」でも「画家」でも、もう「音楽屋」でもない。どこにも収まらないのが好きなのだ。ただひたすら、自分の人生を生き切りたい。
「アートで元気になる人体実験」
音楽、絵、デザイン、文章、踊り・・・なんだってかまわない。幸せな人生とは「どれだけ心を震わせたか」に尽きる。
さて。写真の「ネガ整理」もやっと完了。オウムは皆勤賞。手伝っているつもり?結局、手元に取っておくことにしたのは、当初の目標だった
「1割どころか、たったの30枚」
だったら最初から全部捨てろ(笑)。いやいや、このプロセスが大切なのだ。結果として大部分を手放すことになっても
「喪失を受け入れ、消化する時間」
が、私たちの心をリセットしてくれる。「聖なる儀式」と言ってもいい。誰にも知られずに、心の中でひっそりと行われる
「闇を光に変えるセレモニー」
そんな思いをペイントに込めた。漆黒の「想い」が、孤独や痛みの中で芽を出し、実をつけ、舞い踊る。その後には、光と色が。
「想舞(そうまい)」
バイラ、バイラ、バイラ!(踊れ、踊れ、踊れ!)。悲しみや痛み、切ない想いや不幸せさえも、独自の舞を持っている。心の目に映るものを、形にしていきたい。