【一日一作プロジェクト】ブローチアート「パルメーラに住む魚鳥」を作った。その足で、今日も闘牛場へ。コンサートは本日も入場無料。オーレ!
「コプラ(スペイン民謡)のコンサート」
とあって年齢層は高め。日本でいうと「演歌」かな。こぶしがすごい(笑)スペインのポピュラー音楽だけど、私は全く未知のジャンル。
「オーレ!」「グアパ!」
客席から勢いよくかけ声がかかる。出演者は一人2曲ずつ。どんどん出演者が変わっていく。衣装もフラメンコ風だったり、扇子を手に歌ったりと、見るだけでも楽める。
「おおー、カモメたちが飛んでる〜」
闘牛場の上をゆらゆらと横切って行くカモメたち。マラガの闘牛場は、港の隣にある。思えばマラガっ子は、毎日カモメを見て生活している。
「海の匂いやカモメの声、海から吹く涼風や船のボーっという音」
私たちの五感は、たえず満たされている。マラガの精霊たちに。闘牛場に身を置きながら、このマラガという土地に改めて思いをはせた。そして
「20年以上も前に、一人この街にたどり着いた不思議」
を、かみしめていた。人生は不思議な縁で紡がれている。さて。毎日連続でフラメンコ、コプラ、スペイン音楽が楽しめるこの「闘牛場コンサート企画」。
写真では見えにくいけど、客席は2席ずつ離れて設置。チケットの申し込みは「一人または二人」で。見知らぬ者同士が、隣に座ることはないシステム。
「手をあげるとドリンクが運ばれてくる」
と先日書いたけれど「スマホで注文」すると席まで運ばれてくる。でした。すみません。みなさんガンガン注文してるので料金表を見ると
サンドイッチ4ユーロ、ビール2,5ユーロ、赤ワインのソーダ割2,5ユーロ。水2ユーロ。ってなんか
「水が高く感じられる〜(笑)」
こんなすてきなひと時を分かち合ってくれたカルメン、メルチ、カルメン。ムーチャス・グラシアス!
「パルメーラに住む魚鳥(さかなどり)」
マラガと言えば、ヤシの樹(パルメーラ)。海岸通りにも、街中の大通りにもヤシの樹が並ぶ。
今日は私の大好きな「聖なるグリーン」を身につけて。パルメーラ(ヤシの樹)の精霊。聖鳥が、いつまでもこの街を守ってくれますように。