【一日一作プロジェクト】サンダルで「どきぴかふわり」を作った。マラガのセントロを東西に貫く「パセオ・デル・パルケ大通り」。その脇にかわいい公園がある。
「散歩してみようか!」「15年ぶりかも」
これまでなら、素通りしていた。行くところが山のようにあって。映画館、劇場、美術館、イベント、コンサート、展示会・・・それらの予定が全てなくなり、初めて目が行く公園。
「こんなすてきな場所があったなんて」
大きな催しに目を奪われて、ずっと忘れていた。秘密のスポット。誰もいない〜(笑)写真のバックに誰も入らない〜。表情まで生き生き。カルメンと二人、すっかりリラックスして歩き回った。
もちろん、ずっとマスク着用。撮影の時だけ「さささっ」と外す。それくらいは許されるであろう。誰もいないんだから。深呼吸したいーーー!
木々の間を歩き、花を愛で、ベンチに座り、木陰にたたずみ・・・レンガやタイルが目に優しい。こんな何気ないひと時が、心のバランスを整えてくれる。
「平穏は、庭に住んでいる」
どこか遠くに行かなくても。若い時は「新しい体験」をするのに夢中だった。旅でも景色でも料理でも、自分が体験しなくては気がすまなかった。でも、50歳を過ぎ
「気づく歓び」
を満喫している。毎日の中に、隠されている神秘の扉。それに気づきさえすれば、毎日はささやかな「発見と感動」に満ちている。今いる場所で。
「どきぴかふわり」
どき。ぴかっ。ふわり。と心が動く。心だって動かさないと、どんどん固まっていく。ももアートは心の筋トレ!(笑)ストレッチのつもりで、ももアート展へ遊びに来てほしい。