フェリア2019(2)

【一日一作プロジェクト】サンダルで「雨草鳥(あまくさどり)」を作った。マラガの「フェリア2019」を振り返る企画。写真を見て思い出した。

「マラガのフェリアへ!日本から通い続けて20年以上」

この見出し(笑)マラガのローカル新聞の。実際は、マラガのパロ地区から20年以上通っているんだけど。ま、フェリアに貢献できたので、よしとしよう。にしても

「こんな時でないとできない格好」

派手でもミニでも、露出度大でもお祭りだから目立たない。ってか、みんな自分が楽しむのに一生懸命で、人のことなど見ていない。

「だって、幸せなんだもん!」

これが、至上。マラガっ子の価値観として。これに叶うフレーズはない。

「自分が何をしたいのか」「今どう感じているのか」

これを大切にして生きる。ってことは「他人からどう思われようと、知ったこっちゃない」。他人の意見より、自分の幸福感が圧倒的に上回る。

「だって、自分の人生だもん」

ここがマラガのよいところ。ほかっといてくれるし、こちらもほかっておく。「人間いろいろだよね〜」の幅、というか許される範囲が

「日本の10倍くらい」

ある気がする(笑)ほぼなんでもあり。だいたい家族や友人も

「あぁ、あの人は付き合い方さえわかれば大丈夫!」

って(笑)懐が深いな。さて。9月に始まる新年度に向けて、家の大整理中。バンバン物を捨てている。そんな中

「13キロの粘土の塊」

が出てきた。一年半前に買ったまま未使用。ずっと画材の下敷きに。掃除がてら移動しようとして、その重さに驚いた。これ、持ち上げることできるのか⁉︎ ものすごく掴みにくい形状。

「うりゃあぁああ!」

両手でつかみ、全力で引き上げ、胸元へ抱え込む。よろよろと素材置き場へ移動。その瞬間、ものすごいひらめきに襲われた。

「この粘土で『ダンベル』を作ったらいいんじゃないか!」

まさに、この動き。筋トレ。もう少し持ちやすく形を整えれば

「アートダンベルに!!!」

その発見に一人、恍惚として立ち尽くしていた(←粘土を置け!)。なんと筋トレを始める前から、私の直感は少しずつ筋肉化しているのだ。でなければ誰が

「粘土を抱きしめた瞬間にダンベル」

を思いつくだろう。なんだか、すてきな9月が待っていそうだ。フェリアの代わりに「筋トレ」でアドレナリン放出。

マラガはやっと朝夕、地中海からの涼風が。とはいえ、まだまだ暑い日が続きますので、みなさまお身体を大切にしてお過ごしください。

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