【一日一作プロジェクト】カスタネットにペイントして「命音(いのちね)」を作った。実はダンス教室の先生からの注文の品。聞けば、このカスタネット
「お母様からのプレゼント」
とのこと。おぉお〜。さすがに深呼吸して描き始める。大切な思い出の品なので、汚さないようオウムも鳥かごに閉じ込めて入魂。
「トルコブルーやエメラルドグリーンが好き」
と教えてもらい、色はすぐに決まった。まさに地中海のイメージ。モチーフはしばらく考えて
「生き物と植物」
を左右に配置することにした。アートや音楽、舞踏は自然や命と深いつながりがある。生かされていることへの感謝。祈り。音色の捧げもの。そして。
「モチーフが先生の名前にもなる」
ようにしたかった。よーく見ると「Reme」になっている(笑)。お母様がつけてくれた名前を、思い出のカスタネットの上にそっと刻みたかった。カスタネットにペイントするのは今回が初めて。あまりに表面が
「つるつる」「すべすべ」
なのに驚いた。絵の具が定着するかしら。と心配するほどに。今は飾っておくだけとのことなので大丈夫かしら。それにしても、久しぶりに「空きのあるデザイン」をした。
「空いてるスペースがある!(笑)」
必要上なんだけど。いゃあ、珍しい〜。「これでもか」と塗り込むスタイルが多いもも作品。「あえてここでやめておく」ことで不思議な調和、すっきり感が生まれた。何より
「こげ茶の木目も生きてくる」
おもしろいな。素材が変わると、世界も変わる。いろいろな素材で遊びたくなってきた。ペイントが無事終了し、オウムも鳥かごの外へ。
「ご褒美のバナナ」
で、一緒におやつタイム。とはいえ、まだまだ気は許せない。これで「かじられ」でもしたら大変(汗)。絵の具を乾かす間、しばらくお姫様(カスタネット)には
「別室にてお休みいただく」
ことに。これで安心。ようやく私もバナナだ〜。カスタネットアート「命音(いのちね)」。先生に気に入ってもらえるといいなぁ。