【一日一作プロジェクト】バッグアート「魂花(たまばな)を作った。ダンス仲間インマのお誕生日お祝いランチで、海岸通りのカフェ&レストランへ。
「うわ〜すごい眺め!」「クルーズ船に乗ってるみたい〜」
テラス席のその向こうは、海。水着でビーチに寝っ転がる人、泳ぐ人がごろごろと。さすが地中海。青い空と青い海に抱かれながら、まずはビールで乾杯。
「フェリス・クンプレアニョス!」
1時間半踊った後なので、お腹ぺこぺこ。みんな食べる食べる〜。まずは飲んで、食べて、おしゃべりして。ひと息した頃、やっとプレゼントタイム。蘭の花とチョコレートの詰合せ、そして
「お誕生日たすき&ティアラ」
お約束(笑)。たすきには1人1人のメッセージ入り。すると、本日の主役インマ(写真)が力強く言い切った。
「シャンパンとデザートはごちそうするわ!」「おぉお〜っ」
さっそく運ばれてくるシャンパンボトル。なんだか豪華クルーズ船の旅のよう。再びシャンパンで乾杯。こうしていると、コロナのことを一瞬忘れる。
「私たちの誕生日の時は、ロックダウン真最中でお祝いできなかったね」
マリアとグロリアと私の3人は2月生まれ。まさにスペイン全土のロックダウンに大当たりし、お祝いどころではなかった。
「お祝いできるっていいね」「集まれるって」
それだけで感謝。お店が開いていて、お酒が飲めて、同じテーブルで食事ができて、健康で。今日、今、この一瞬を最大限に楽しむ。先がわからないからこそ。
「踊ろうよ!」「よぉーーーーっし」
みんなバタバタとテーブルから立ち上がる。レメ先生が率先して、タンゴやルンバを踊ってくれる。まさにそういう音楽のお店。きゃー楽しい〜。
「オーレ!」「お誕生日おめでとう」
他のテーブルからもお声がかかり、すばらしいお祝いランチとなった。スペインでは、誰もが知っている。あの長期ロックダウンの、コロナ規制の辛さを。だから
「せめて、できる時に楽しもう」
そんな暗黙の了解が、あるような気がする。そして。笑顔でいられる瞬間を大切に。人生には、どうしても笑顔になれない時があるのだから。
Chicas muchas gracias por compartir este momento maravilloso! Seguiremos bailando siempre. Besos