【一日一作プロジェクト】浜辺で拾った石にペイントして「炎のゆりかご」を作った。ダンス仲間とマラガのセルバンテス劇場へ!本日のプログラムはサルスエラ。
「1年半ぶりに劇場へ!」
感動(涙)。劇場に近づくことさえなかった2020年。そして今年、ついにこの日が。なんだかドキドキ。劇場前のカフェテリアで待ち合わせするのさえ
「1年半ぶり」
うれしい〜。館内に入ると、やはりお客さんは少なめ(写真)。空席が目立つ。何が驚いたって、トイレに行って「並ばない」のは初めて。私達の席は1階の
「個室」
豪華じゃ〜。定員は6人だけど、3人で貸し切り。コロナ規制でいいことも。さて。本日の出し物はサルスエラ「La del Soto del Parral」。あらすじをさっそくレクチャーしてもらう。
「あれ、音合わせしてる」「オーケストラが生演奏するんだ!」
テンション上がる〜。やっぱ「ライブ(生演奏)」っていいな。会場に気持ちのいい緊張感が漂う。まずはオーケストラの演奏から。
「始まるよ!」
拍手を全力で。お客さんが少ない分、拍手は3倍。サルスエラは言ってみればスペイン版オペラ。何がいいって
「スペイン語なのでよくわかる」
笑。当たり前だけど、オペラは主にイタリア語なので、劇場の「電光翻訳ボード」をちらちらと見なくてはならない。これがけっこう疲れる。
「ブラボ!!!」
独唱が終わるたびに、私たちは舞台に声をかけた。劇場が揺れ動くかのような圧倒的声量。切々と歌い上げる悲しみや痛み。なんて長い間
「人の声で感動することを忘れていたことか!」
そして。なんてこれまで私たちは、感動する機会を無限に与えられていたことか。2時間弱のサルスエラに心を温めてもらい、その余韻を引きずりながら近くのバルへ。何気なく入ったお店で遭遇したのは
「うわぁ、あれはいったい・・」「筋肉マン⁉︎」
ものすごい衣装のお兄さん(笑)。メイクも着こなしもすてき〜。頼んで一緒に写真を撮ってもらう。おしゃべりも上手。引き込まれる〜。
「なんと夜遊びも、1年半ぶり」
それくらい「夜に飲み歩くこと」がなくなった。食事会はほぼ100%ランチ。久々の夜のそぞろ歩きに胸が高鳴る。そして帰り道。これまた1年半ぶりに
「夜のバスに乗る」
ものすごい違和感(笑)。何しろ1年以上、スペインは夜間外出禁止令がしかれていたのだ。罰金という厳しい門限付きの。
そんなわけで、夜遊びデビュー。1年半ぶりに、夜のセントロをそぞろ歩いた。誘い出してくれる友達に感謝。この平和が続きますように!
Reme, Gloria, muchas gracias por compartir esta tarde tan bonita! Espero que volvamos a pasear pronto. Besos