【一日一作プロジェクト】ペイントボトルで「月と地中海のゆりかご」を作った。今日はダンス教室の先生&仲間とランチ。食後にはフラメンコショーが!きゃ〜。
「1時間半みっちり踊った後で駆けつける」
もうお腹ペコペコ。怒涛の勢いで注文(笑)。まさしく体育系女子会ランチ。ひたすら飲み喰らう。
「イワシ、イカ、エビ、白身魚・・・」
魚介類が次々と。汗だくで踊った後は、何を食べてもおいしいなぁ。さて。今日は、日本ではありえないほど「スペインのランチは長丁場」という話をしましょう。
この日、ランチ開始が2時。食べて飲んでおしゃべりして。デザート&お茶が4時半。フラメンコショーのスタートが5時。ここでみなさん改めて
「食後酒を注文」
ジントニック、アニス酒、白ワイン、モヒートなどをちびちびやりながら、フラメンコショーを眺める。が、最初はまだ静かにスタート。盛り上がるのはまだまだ先。
「なんか眠いなぁ」
時計を見ると、夕方の6時半。それでもまだまだメインのダンサーは出て来ない。半分うたた寝しながら、飲んで喋って拍手して。再び時計に目をやると
「夜8時。すでにレストランで6時間が経過!」
恐るべし。いやぁ、さすがにお尻が痛い。もともと「ほとんどイスに座らない」生活をしているので、こんな座り続けたのは久しぶり。さすがに全身、疲労感に包まれ
「あの〜、そろそろ帰ります」
友達と一緒に、ふらふらと立ち上がる。すると先生が、かっと目を見開いて
「ええっ、今からいいところなのに。次はいよいよメインダンサーだよ!!!」「・・・」
再び無言で座る私たち(汗)。ようやくメインダンサーが登場したのが、夜の8時半。目はしょぼしょぼ、お尻はつぶれて弾力なく、背中もぎしぎし。
「おおおっ!!!」
なのに。ステージが始まるや、そんなのぶっ飛んでしまった。すごい。うまい。かっこいい。なんというリズム感、ステップのバリエーション。
「待ったかいが、あった」
その一言に尽きる。立ち上がり、そろそろと舞台の近くへ移動。写真を撮り、動画も撮り、もう大満足。いつのまにか日が傾き、辺りには夜の気配が。
「おつかれさーん」「楽しかったね」
解散したのが、夜の9時過ぎ。これぞスペイン。全力で遊ぶ。遊び切る。余力を残さず、遊ぶ。家に着いたら夜の10時。頭の中でまだ、がんがんとフラメンコが響き渡っていた。
「月と地中海のゆりかご」
月の光を浴びて、海にただよう人魚。地中海をゆりかごにして。そんなイメージで、今日は青いワンピースを着てみた。だからかな。一日中ずっと
「地中海に抱きしめられて」
いるような気がしたのは。風や光、太陽や木陰、音楽や笑顔・・・命を長らえるたくさんの魔法に包まれて、私たちは生きている。
Reme, mis chicas, muchas gracias por compartir este momento maravilloso. Seguiremos bailando siempre! Besos