【一日一作プロジェクト】時計アート「火樹(かじゅ)」を作った。その横で「夢羽(ゆめふわり)」を撮影。毎日作っていると
「大作も小作も、最高もまあまあも」
ある。そのこと自体、全く気にしていない。どんな作品も、平気でブログに載せる。私にとって
「今日見えている景色より『道』そのもの」
の方が大事だから。デコボコ道、回り道、道草も含め、全てが必要。たとえ今日50点の出来だったとしても、いや、全くダメに思える日でさえ
「なければ明日へは続いていかない」
かけがえのないダメな今日、ダメな自分(笑)。私にとって「一日一作」は人体実験。みたいなところがある。「アートが心を元気にする」なら
「まず、本当か自分で実験してみないと」
笑。調子がいい日も悪い日も。やる気がある日もない日も。自分の心と体で、アートの波動を体感。いつも私は
「体験が先で、理論や言葉は後」
なので、1人黙々と行動していることが、よくある。「なぜ?」「何のために?」と聞かれても、まだ自分でもよくわからず、明確に答えられないので
「その間は、とても孤独」
だと思う。言葉を持たない動物のような。「この道だ」という確信だけがあり、1ヶ月でも半年でも10年でも、ひたすら突き進む。だいたい「石の上にも3年」を
「10年」
だと勘違いし、がむしゃらに「音楽屋」を10年続けていた。そろそろ立ち止まろうか、と日本人の友人に呟くと
「えっ、石の上にも3年ですよ。10年やっちゃったんですか?」
あの時は、愕然とした。桁がちがう(汗)。というわけで、ことわざは正しく覚えましょう。
「火樹(かじゅ)」「夢羽(ゆめふわり)」
ダメな今日、ダメな自分にさえ、役割がある。「明日への架け橋になる」という。落ち込んだり、自信をなくしたり、笑顔が浮かんでこない日は
「たぶん、生きのびるだけでいい日」
笑。ようやった、と自分をねぎらいましょう。そして。ゆったり深呼吸して、ふわりと、今日を明日にしよう。