【一日一作プロジェクト】バッグアート「もやいりお」を作った。実は先月ほんのりと体調を崩し、1週間ほど外出を控えていたら、隣町に住むC先輩が
「栄養のある食事を作ったので持って行きます」
と、わざわざうちまで届けに来てくださった。それだけでも大感謝。なのに、包みを開けてびっくり。
「純和食メニュー!」
カレイの煮つけ、大根とアーティチョークの昆布煮、レバー、ほうれん草のおひたし・・・あぁあ、輝いて見える〜(涙)。そして。そっと口に運んだ瞬間
「お、お、おいしい!」
こんなに美味しいものがあったのか。スペインに。まさに手作りの味。生姜や昆布のだしが、心に沁みる〜。ぽつぽつと箸を進めるうち、胸がいっぱいになってきた。
「誰かに作ってもらう料理」
の味を、ずっと忘れていた。いつも自炊で、味付けや食材が偏っていたかもしれない。ちゃんと栄養を考えて作られた献立。C先輩とパートナーさんは
「いつもこんな料理を食べているんだなぁ」
2人の温かい食卓風景が目に浮かび、うれしくなってしまった。手料理にはその人の思いがこもっている。家族への「健康への願い」が。
「ひゅい〜。ふっふー」
オウムも大興奮(写真)。お目当ては大根とアーティチョーク。和食、おいしい?薄味だから食べられるよね。2人して完食。「思いやり弁当」ごちそうさまでした(合掌)。
「なんだか急に元気が出てきたぞ〜」
思いやりに勝る薬なし!今日のバッグアート「もやいりお」」は「おもいやり」のアナグラム(文字の順番を入れ変えたもの)。ことば遊び。
C先輩、お忙しいところこんなに沢山の手料理を、わざわざマラガの端まで足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
来年こそは、一緒にひまわり畑を見られるのを楽しみにしています。あ、その前に一緒にセビジャーナスやフラメンコを踊らないと(笑)ピアノも。またエル・パロ地区まで遊びに来てくださいね。