【一日一作プロジェクト】ネックレスアート「異翔(いしょう)」を作った。お隣さんが始めた台所のリフォームがついに完了。
「お披露目会をするので、キッチンで井戸端会議をやりましょう」
おお〜楽しみ。久しぶりのお宅拝見。ピカピカのキッチンが眩しい〜。すてきだ〜。基本色は白。窓が大きく日差しが入るので
「明るいねぇ〜」「ずっとここにいたくなるよ」
棚もテーブルも、オーブンも食器洗い器も全て新品。どこを見てもピカピカ輝いている。システムキッチンですっきり。使いやすそう。こんな料理に興味のない私でも
「キッチンに立ちたい」
と思えてくる。いいなぁ。まずはシャンパンで乾杯!さらに、チョコレートケーキまで登場。おお〜、なんて優雅な午後。
「ずっとリフォームしたくてねぇ」
数年待ったかいがあった、と喜ぶお隣さんを見ていると、こちらまでうれしくなる。それに比べ、うちのボロボロなこと。築30年。台所だけでなく家全体が
「ぼろっ」
としている。どこかがハゲたり、取れたり、欠けたり。くすんだり、壊れたり。それが目立たないのは、うちが生活感のない「アトリエ」で
「家の中に廃材がごろごろ」
しているから。家具のほとんどは廃材を使った手作り。または中古のいただき物。うちには「新品のもの」が1つもなく、見渡す限り廃材(私にとっては素材)。だからこそ
「不思議な調和」
の中にある。築30年と相性ばっちり(笑)。こういう中に1つ新品で高級な家具を置くと、かえって均衡をくずし、バランスが悪くなるのだ。このままほかっておこう。
「オーブンを使いたかったら言ってね」
お隣さん達は、うちのオーブンがぶっ壊れたまま。なのを知っているので、親切にお声をかけてくれる。
「大丈夫です。オーブンを使わない生活に完全にシフトチェンジしました」
全てはフライパンで。さて。家に帰ると、オウムが昼寝をしていた(写真)。絵の具のついたテーブルの上ですやすや〜。
「このテーブルも、ゴミ捨て場にあった廃材で作ったんだっけ」
オウムにとっては大切なテリトリー。ボロボロでも絵の具だらけでも「居心地がいい」に、勝るものなし。
「異翔(いしょう)」
飛翔の仕方は、人それぞれ。生き方が異なるから、豊かさが生まれる。オリンピックは「異の、豊かさの祭典」でもある。はず。
いくつもの都市で、緊急事態宣言が発令されたようですね。どうぞみなさま、お身体を大切にして8月をお迎えください。