【一日一作プロジェクト】「闇咲眼(やみざきめ)」を作った。スペインは9月が新学期なので、7、8月は家の大整理&リセット。今回はいよいよ
「開かずの間に手をかける」
と決意。それは、棚の奥にしまわれている「紙類コーナー」。ここには数年分の「書類、控え、コピー、連絡先、資料、領収書、保証書、取扱説明書」などが納められている。問題は
「衣類のようにポイポイとスピード選別」
できないところ。このコーナーには「捨てたらまずい」ものが必ず混じっている。そのため、たとえ7割はゴミでも
「1つ1つじっくり目を通して」
選別していかねばならない(汗)。まずは、テーブルの上に「紙類」をうず高く積み上げる。これを1つ1つ手に取り
「重要」「ゴミ」そして「とりあえず保留」
の3つの山に分けていく。なんとか2時間が経過。集中したせいか暑くなってきたので、テーブル脇にあった扇風機のスイッチをオン。その瞬間
「ぶわぁあ〜〜〜〜〜っ」「ひらひら〜」
書類が舞ってる〜(涙)これは夢?自分でも信じられないが「扇風機を回せば紙が舞う」という、当たり前の原因と結果を、結びつけて考えることができなかった。あぁあ。
「3つの山はあとかたもなく」「ふりだしに戻る」
悲報。それまでオウムの羽ばたきにぶつぶつ文句を言っていたが、扇風機は威力が違う。そこで、はっとする。
「あっ、だからオフィスにはクーラーがあるのか」
書類が飛ばないように。急に納得。
「闇咲眼(やみざきめ)」
闇の中に咲く、真実を見抜く眼。情報操作のなんと多い社会であることか。暑い日が続きますね。みなさま、どうぞお体をご自愛ください。