【一日一作プロジェクト】カリグラフィアート「己風(おのれかぜ)」を作った。家にいる時、私はいつもスペイン語で話し、考える。これ全て同居人の
「オウムがスペイン語対応」
のため(汗)。スペイン語で育ててしまったので、オウム見ると自動的にスペイン語しか出てこない。これはピアノ教室の際もしかり。
「ピアノレッスン=スペイン語脳」
に設定されており、スペイン語だとハキハキと説明できるのに、日本語だと急にたどたどしくなってしまう(笑)。スペイン語は、慣れるととても使いやすく
「自分の考えや思いを、クリアー&シンプルに伝えられる」
文法になっている。さらに発音が明確で、日本語と同じ「あいうえお」が母音。なんとなく日本語感もある上、とても「音楽的」。アクセントがあるのでリズム感にあふれ
「どうやっても棒読みにできない」
言語(笑)。さらに腹式呼吸が必須。以前、英語の堪能な日本人の先輩Kさんが
「英語は縦ノリ。スペイン語はジャズやスイング」
と言っておられた。なるほど〜と思ったのを覚えている。私がまだ小さい頃、テレビやラジオでときおり耳にした
「不思議な風のような、耳に心地よい、音楽のような言語」
後にそれが、スペイン語とポルトガル語であることを知った。なんてすてきな言語だろう。いつか行ってみたい、と思った。中学生の頃だと思う。
「己風(おのれかぜ)」
その風は、私をスペインまで運んだ。私たちは「自分の道」に出会う時、心を動かされたり、強く惹きつけられたりする。理由もわからず。
そうして乗った風が、うまく続かないこともある。そんな時はするりと降りて、次の風に乗ればいい。波乗りをするように。完璧なサーファーなどいない。「己風」を味方につけよう!