【一日一作プロジェクト】カリグラフィアート「ぼこぐる己道」を作った。極彩色と同じくらい「黒一色」の世界に惹かれる。そんな私でも一時期
「『黒』に全く近づけない時期があった」
はるか15年以上前。個人的な悲しい出来事が原因で
「黒色の衣類を全く身につけることができなく」
なってしまったのだ。その時はまだ「音楽屋」で、絵を描いていなかったので、その影響は身につける服の色に現れた。
「重くて、悲しくて、闇に吸い込まれそうで」
近づくこともできず。その頃の私は「黄色」の服ばかり着ていた。思えば「光」を求めていたのかもしれない。そんな時代を経て「黒」とよりを戻し
「黒のパワー、力強さと美しさ」
に、今では強烈に惹かれている。もしあの頃、絵を描いていたら。「黒の使えない時代」があったのかも(笑)。
「ぼこぐる己道(ぼこぐるおのれみち)」
まっすぐ、すんなりいかないのが人生。私の道はでこぼこ、ぐるぐるの連続だった。だから、味わいがある。と勝手に思っている。失敗&突拍子エピソード満載!(笑)。
そして。1日の終わりに海へ。うちの前の海岸通りで飲む「ティント・デ・ベラノ(赤ワインのソーダ割り)」。このささやかなひと時が、私を抱きしめ、瞑想に誘ってくれる。