「ぜいたく貧乏食堂」10回目の
今日は「カプチーナ」を紹介します。
カプチーナとは、マラガの野原の
あちこちに、雑草や野花に
まじって咲いている植物。
が、なんと食用!
わたしは知らなかったのですが
べラが前から
「南米原産の植物だよ!」
と、散歩のたびに言っていて
べラ愛用の「薬用植物図鑑」にも
「食用になる植物」として
確かに載っています。
「ぜいたく貧乏食堂」のシェフとして
ぜひ試してみよう!というわけで
うちの近くの野原に
収穫に行ってきました。
歴史上、最高に雨が降ったという
3月のマラガのおかげで
野原は花ざかり。
左の写真が
野生のカプチーナの群生図。
本によると、花も葉も
食べられるということなので
サラダ用に摘み取りました。
そしてこれが
「カプチーナのサラダ」
きれい~!
でも、ほんとに食べられるの?
本によると、ちょっとピリッと
した味だと書かれています。
南米の原住民インディオが
食べていたといいますが・・・
まずは、べラが味見。
「僕は、人体実験?」
と言いながらも
うれしそうですね。
大須で買った「侍Tシャツ」も
お気に入り。
「うん、食べられるよ」
と、言うのでわたしも試して
みると・・・・
確かに、ぴりっとした感じ。
でも、食べられます。
花は、ほとんど味なしなので
食べやすい。
そして、最後に花のまん中の
ところを食べると、甘い!
蜜ですね。
これを虫たちが吸うんだなぁ
と、思いました。
気がつかないで、かたつむりを
連れてきちゃった~!
葉っぱの裏についていたみたい。
ごめんね。
オリーブオイルと塩だけで
食べてみましたが
花は、デザート類の飾りにも
使えそう。
黄色からオレンジの
グラデーションが鮮やか!
かたつむりを、鉢にうつしたところ。
霧吹きで水分補給。
だいじょうぶかなぁ。
この黄緑色の葉っぱは
オウムもときどき食べるので
おいしいんじゃないかな。
かたつむりの育て方
考えないと・・・
たまたま一昨日、ノリタケの森でこの花の写真撮影してたので、友人に名前を尋ねたら「ナスタチウム」と教えてくれました。日本語では「金蓮花(きんれんか)」と呼ぶそうです。
そこで更に調べたら、どうやらハーブとして有名のようで、食用可としっかり書かれてました。撮影してたときは食用って知らなかったので食べたいとは全く思わなかったけど、今は興味津々。一度味わってみたい。
さすが、クロ隊長!ナスタチウムと言うのですか~。
金蓮花(きんれんか)だなんて、すてき!
文字の美しさ、名前を呼んだときの音、口に残る余韻も美しい。
これからは「金蓮花」と呼ぶことにします。
花は実際、輝くような黄金色で大地から浮かび上がっており
まさに「金のハス」、というネーミングにぴったり。
ああ~、すてきな名前だ。
インスピレーションがぐいぐい、わいてくる感じ。
金のハスを、食べたんだなぁ~、わたしたち。
すごい。天上の贈りものみたい。
クロ隊長、ほんとにありがとうございました。