【一日一作プロジェクト】メッセージアート「あももーる」を作った。「日本上陸記・16」。自宅隔離11日間を利用して、家の大整理がスタート。
「まずタンスと引き出しを処分」
それに伴い「衣類・書籍・食器」の処分に踏み切る。すぐにゴミ袋がいっぱいに。一気に
「衣類3袋、書籍80冊、食器50枚」
を処分。昔のお土産、もらいもの、置き物などにも着手。小学校の修学旅行で、両親へのお土産として買った「湯呑み」まで出てきた(笑)。
「懐かし〜。今日までお疲れ様でした」
さらに。容器やケース、古くなった日用品、修理の必要なものなど「もう使わないよね」というものを、じゃんじゃん裏口へ運び出す。
「これもゴミ?」「えっ、これも捨てるの?」
最初驚いていた父も、私が汗だくで棚を解体し
「これから、引き出し20個を捨てに行く」
と座った目で告げると「あっ、待って待って」と、小冊子を持って飛んで来た。
「それは『壊すゴミ』の日じゃないと」
なんなん?壊すゴミって。聞けば、解体の必要なゴミは、月に1度しか出せないとのこと。それも「サイズが決まっている」らしい。
「サイズ⁉︎」「これ『ゴミ捨ての手引き』」
父から冊子を手渡される。またお勉強〜(汗)。ゴミ分類の仕方、条件、きまりなど、イラスト付きで詳しく説明されている。
「そっか。引き出し1個が○センチ内でなくては捨てられないんだ」
ようやく状況を理解し、巻尺で引き出しのサイズを計る。「おお〜いけるじゃん」。朗報。ダメならノコギリで、まっぷたつにしようかと思っていた。
「日本は断捨離したくても、カレンダーと相談なのだ」
マラガのように「いつでも好きな時に捨てられる」わけじゃない。ものごとを「勢い」で進められないことがわかり
「スペインもゴミの日を細々と決めたら、計画性というスキルが磨かれるかも」
と、ふと思った(←私)。にしても「月1回」ってすごすぎないか。だって、仕事や急用、体調を崩して
「壊すゴミを3回はずしたら、季節が変わる」
衝撃的。いやぁ、マラガだったら、夏に捨てるはずが、みんな秋だよなぁ。ってかもう、2シーズン超えで冬の人もいるかも(笑)年末でいいや、みたいな。
「これも裏口に運んでいいの?」「2階から下ろそうか?」
ゴミ出しを手伝ってくれる父。ここのところ運動不足で筋力が衰え(本人いわく)少し動くとはあはあしていたとのこと。最初はどことなくよろよろしていた父が
「これは物置きに入れとくね」「こっちは縛っておくよ」
日に日にパワーアップ(笑)。さらに、ハッカ油で「虫を追い払う」スプレーをグーグル検索しながら2人で作る。いざ庭へ。
「うわぁ、気持ちいい〜」
ここ1週間というもの、空港〜飛行機〜収容所〜ハイヤーと「人工的な空間」に閉じ込められていたので、庭に身を置くだけで幸せ。緑の中にたたずむ父を眺めているだけで。
「あももーる」
私たちの心に輝く、愛の星「あももーる」。愛は私たちを強くし、そして笑顔にする。(明日に続く)
Momoさんの実家がすごすぎて言葉が無いです。
私は65年庭付きの家に住んだ事が無く、常に都会のうさぎ小屋暮らし。隣の電話の声も聞こえるような。
故にブケットリストのひとつが庭付き(畑付き)の家に住む事!
あとは、もう一度ヨーロッパに行く事、家族と食卓を囲む事、くらいかな~
横浜からマラガに引っ越す時も、こまかいゴミリストに沿って、一人で(ご飯も立って食べながら)朝の7時~夜中の12時まで、2週間でひたすら、スーツケースひとつまでにしました。飛行機と乗継ぎのチューリッヒでのホテルや移動の段取り、日本の家の解約の手続きもしつつ。
スペインに着いた後も「オラ」しか知らないのに不動産屋に突撃、一人でアパートを決めたし。
オーストラリアでも激戦の末アパートを見つけたし。(Momoさんの言うように、もしかして強運の持ち主なのかも)
20歳の時からなぜか引っ越し担当は私!
人生で引っ越し50回~
人生は摩訶不思議。
で、Momoさんの実家、どうなるの?
こうなったら「引越放浪記」を
書いたらいいと思います!涙あり笑いあり。
沢山の元気を与えてもらえそう〜。
さっきMayさんが「うさぎタイプ」だという話を
読んだので「うさぎ小屋」ならぴったり!
なんじゃ(笑)亀なんかにならなくても。
Mayさんの体調が一日も早くよくなり
外を自由に歩いたり、畑仕事ができる毎日に
戻れますように。そして、海を渡り
旦那様に会えますように!
あ、タイトルは「うさぎの引越放浪記」かな(笑)