【一日一作プロジェクト】楽描きアート「庭笑(にわらい)」を作った。「日本上陸記・19」。朝から庭へ。父と2人で「雑草取り」。すると突然、父のうわずった声が。
「こ、こ、こんな所にジャガイモが!!!」
なんなん?埋めたから生えたきたんじゃないの?仰天する父と、土の中から頭をのぞかせるイモらしき物体を、交互に見つめる。
「腐ったジャガイモをここに捨てたけど、まさかあれが⁉︎」
どうやら捨てたのは1個だけ。水まきも肥料もやっておらず、すっかり忘れていたらしい。私たちはイモの上に座り込み、素手で掘り起こし始めた。せいぜい1、2個でしょ?
「3個、4個、えっ5個?」「こっちにも。6、7・・・10・・・ええっ!」
掘れば掘るほど出てくるジャガイモ(驚)。めちゃ楽しい〜。「収穫の神秘」にアドレナリン&ドーパミンマックス。
「ほかっておいてこんなになるもの?」「もしかしたらお母さんの・・・」
父がはっとして顔を上げる。聞けば、母はこの辺りに植物や野菜を植え、定期的に「肥料」をやっていたらしい。だから「土がいい」のではないか。
「ママありがとう〜」「すごいなぁ、お母さん」
手を、心をかけたものは確実に残る。母が残してくれた土。ジャガイモを掘り起こしながら、母の存在をしっかりと感じた。
「そういえば、小学校でジャガイモを作ったよ」
確か4分の1くらいに切って、土の中に埋めて。夏休み前にみんなで収穫し、茹でて塩をかけて食べた。初めての収穫祭に大興奮。
「菜園やりたいなぁ」
ぐるりと庭を見回す。うちは「日本庭園風」なので「鑑賞」にはいいが「使い勝手」はイマイチ。その1番の原因は
「庭にごろごろと転がる巨石」
ではと思っている。敷地内に広がる巨石文化。まあ、これが日本庭園の趣。ではあるんだけど。私としては
「菜園」「テーブルやイス」「ベンチ」「ウッドデッキ」
などを置いて「使える庭」にしたい。木陰の下でお茶を飲んだり、作業をしたり、昼寝できるようなスペース。その時、むくむくとアイデアが。
「日本庭園風をスペイン風に。いや、もも風にできないものか!」
妄想中(笑)。「ももアートガーデン」自力リノベーション企画。楽しそう〜(←父の確認なし)。
「家そのものを『素材』と考えれば」
アイデアは無限。めちゃやりがいありそう〜。寝ても覚めても家作り。今回の帰国は「大整理」「リセット」で精一杯だけれど
「いつか取り組めたら!」
妄想は続く。午後からは「写真」「日記」「賞状」などの紙類を大整理。写真は500枚近く、日記は15冊近くを一気に処分(←小学生の時、毎日書いていた)。
「一応、全部破いてね〜」「よっしゃ!」
父が破く係。これだって力がいる。父の運動量は日に日に増え、3食しっかり食べるように。
「庭笑(にわらい)」
庭は笑う。風をまとって。草木を踊らせ。生き物と遊びながら。私たちの命を長らえる神秘の場所。「アートと庭」を結びたい!(明日に続く)
じゃがいもは一番簡単との事で、最初に畑に植えました。(私は食べないけど(笑))
私もMomoさんと全く同じ!!
日本の売り家を見ては、そこを全部改造して、野菜とハーブ、ガーデンテーブルと椅子やベンチ、そして、思い出した!!庭にブランコを置くのがブケットリストのひとつ!!(デッキの上でもいい)
Momoさんは既に素材があってラッキー!
是非是非、スペイン風、Momo風のガーデンに!(お父様の確認無しで(笑))
ブランコ!!!(笑)
考えつかなかった。さすがMayさん。
ゆらゆらするの気持ちよさそう〜。
日差しや風に抱きしめられて
ゆりかごみたいだなぁ。