【一日一作プロジェクト】「もも作品室・2」を作った。「日本上陸記・22」。小さな作品は本棚に収まる。が、中くらいのサイズの作品になると

「それ用の大きめの棚が必要」

うーん。どうしよう。今回の帰国目的は「父の体調&家の状況の理解とリセット」なので「作品保管室」ばかりに力を注いでいられない。とにかくある物を使って解決。

「そうだ！洋服が入っていた引き出しを使おう」

必要は、ひらめきの父（←発明の母）。勢いよく全ての「引き出し」を取り外しにかかる。たった5分でこの通り。見事に「棚」が誕生（写真）。

「おお〜中サイズの作品が収まる。うれしい〜」

着々と作品保管室ができあがる。ついでに、2階の「屋根裏部屋」を大整理。普段使わない暖房器具やカーペットなどに混じって

「小学生の時の『写生会の絵』が出て来た」

笑。懐かし〜（写真）。私の大好きな学校行事、写生会。朝から学年全員で「港」へ行き、お昼まで好きな場所に座って自由に絵を描く。お弁当を食べ、またひたすら描く。

「1日中、絵を描いていられる」

幸せ。歓び。写生会が毎月あればいいのに！と、狂おしく思っていた。そんなことは無理、ありえない。はずだったのに、今まさに

「そんな毎日を送っている」

人生は不思議だな。小・中・高を通して、学生時代はずっと

「国語、音楽、芸術、体育だけで生きられないか」

と真剣に思っていた。結果として、そのとおりの人生に。まぁ、それくらい「他の選択肢（能力）がなかった」とも言える（笑）。

「いただきまーす」「よく噛んで食べてね〜」

毎日、家の「大整理」が続くせいで、父の活動量もアップ。3食完食（写真）。動けば自然と汗も出る。私がノースリーブ&短パン、裸足で駆けずり回っていると

「服を着たら？見てるだけで寒いよ〜」

笑。お騒がせしております。いよいよ「自宅隔離」もこれで終了。明日からいよいよ外出解禁。やったーーーーー！

「まずはホームセンターへ」

笑。「物置きの屋根の修理」からスタート。スペイン出発から2週間を「隔離」で使い切ってしまったので、自由に外出できるのはあと1週間（涙）。そしてまたスペインへトンボ帰り。

「まずは銀行、病院、税務署、郵便局・・・」

やる事は山のよう。リストを作り、父と連携プレーで明日から始まる外出の打合せ。ここに来て、はたと気づく。

「まだ1杯もビールを飲んでいない」

うそ。忘れてた。これまでの帰国と、あまりに状況や精神状態が違うので、完全に抜け落ちていた（呆然）。「外出解禁」それは「手続き」の幕開け。行くぜ〜。（明日に続く）。

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