市場ランチ&空舞道

【一日一作プロジェクト】「空舞道(そらまいみち)」を作った。マラガのセントロにある中央市場へ。その市場の中にある人気のバルで

「魚介類ランチ」

いつも混んでいるので、実に2年ぶり。コロナの影響で「のんびり近所や海岸通りでランチ」が8割となり(←私)このセントロの活気と喧騒、忘れてたなぁ。

本日は、みちこさんと千恵さんと「熟女3人なでしこ女子会」。少人数だけれど、最初から飛ばす〜。

「乾杯しよう」「串焼き食べたい!」「ビールお代わり」

エビ・タコ・マグロの串焼きからスタート(写真)。これ以外にもお料理を注文したのに、おしゃべりに夢中で写真なし。

「出入国どうだった?」「それがねぇ〜」

話せば長くなるので、ざっとダイジェスト版。日本人なら、誰の体験談を聞いても「明日は我が身」。以前のように「旅の思い出」より先に

「道中どんなコントロールがあったか」「空港では?」「自宅までの道のりは?」

なんという世界(笑)。先週から日本への入国条件が緩和されたようだけど、私個人的には「中部セントレア空港を開けてほしい」。頼むぞ〜。

「おいしかったねー。この後、どうする?」「おいしいパン屋さんへ行かない?コーヒーも飲めるよ」

千恵さんの提案で、手作りパンがごろごろ並ぶパン屋さん&カフェテリアへ。裏通りにあるせいか、お客さんは私たちだけ。ゆったり〜。バルの喧騒もエネルギッシュでいいけれど、50歳を越えて

「ほっこり落ち着けるスペースや時間」

が、好きになった。その方が、友達との会話、このひと時に集中できる。と同時に、気を抜いてぼーーーっとしていられる。

「おいしー」「でしょ!ここのカスタードクリーム格別なんだよ」

ペロリとたいらげ、おしゃべりに花を咲かせる「熟女(←ポイント)なでしこ女子」。3人とも元気で、こうして再会できて、それが1番の贈りもの。

「何か買って帰ろうかな」「フランスパンのバゲットがおすすめだよ」

千恵さんのアドバイスに従い、朝食用のパンを購入。バゲットを小脇にはさんで、お店を出る。昼間の日差しは夏でも、夕方の風は「秋の訪れ」を含んで、なんとなく切ない。

「みちこさん、道中お気をつけて。無事日本へお帰りくださいね」「やれることはやって。後は運を天に任せます」

いつから「祈るもの」になったのか。国際移動。自分の意志だけではどうにもならない、全ての努力と思いと準備を

「ゴハサンにする数パーセントの可能性」

を持つコロナ規制。恐るべし。それでも私にとって、今回の日本出入国の経験は、ある自信を与えてくれた。「運」に守られながらも、不安の中で「道」を作るという。貴重な体験だった。

「空舞道(そらまいみち)」

月を抱いて、空が舞う。空の思いが舞いになり、道になる。1日も早く、自由に行き来できる世界が戻りますように。

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