【一日一作プロジェクト】「虹の種」を作った。今朝は父から喜びのメッセージが。中日新聞「くらしの作文」に掲載されたのをきっかけに
「いろいろな方から連絡があってねぇ」「久しぶりに長電話をしたよ」「数年ぶりに近況報告ができた人たちが何人も」「話しすぎて喉がカラカラに」
さらに、わざわざ父を訪ねてくださった方々まで。お忙しい中、足を運んでいただき本当にありがとうございました。父に代わり、お礼を申し上げます。
「お母さんの誕生日プレゼントになったよ〜」
新聞の切り抜きが、母の写真の横に置かれている。その隣で、ベラと敦美お姉さんが笑っている。父の作った「聖台」は、折り鶴や果物、花や写真でいつも賑やか。そういえば
11/1はスペインでは「Día de Todos Los Santos(諸聖人の日)」。メキシコでは「死者の日」でもある。私たちは
「この世にもあの世にも愛する人がいる」
歳を重ねるにつれ、その割合が微妙に変わっていく。私自身、この6年で大きくバランスが変わった。若い時は「この世」が全てに思えたけれど、50歳を過ぎ
「そんなに遠くはないな、もう1つの世界は」
と、はっきり感じる。今、この瞬間への愛おしさや感謝。50歳からの毎日は「贈り物」では、とさえ思う。40代にはまだ失う時間が十分にあった。健康で、1日寝れば回復するエネルギーがあり。今の私は
「『王手』をかけられた気持ちで生きている」
自由にできる時間は限られている。そのことを、深く理解しているからこそ、命は燃え上がる。生き急ぐ必要はないけれど
「本当に会いたい人に会い、行きたい場所に行き、したいことをしたい」
と心から思う。「どうでもいいこと」「どっちでもいいこと」に費やしている時間は、もうない。私たちが持っている最も価値あるもののひとつは
「時間と健康」
だ。私はアーティストなので、ここに「たくましい精神、センス、柔軟な心、遊び心、笑い」をプラスして、生き抜いていきたい(笑)芸風はドタバタでいいじゃないか〜。
「虹の種(にじのたね)」
私たちは種をまく。「今いる場所でできることを!」その行動が、誰かの心に「種」をまき「虹」を育てる。私たちは誰もが種まき人。思いやりや感謝の「虹」で、心と心を結びたい。
今日から11月。今年のマラガはまだまだ暖かい〜。日本はいよいよ紅葉の季節ですね。みなさま、どうぞすてきな秋をお迎えください。