【一日一作プロジェクト】ペイントして「るるるんピアノ」を作った。今日は「国際ミュージシャンデー」。
「るるる〜んと踊るピアノ」
を描きながら、私も踊る〜。お隣さんにお孫さんが誕生し、井戸端グループに写真が送られて来た。
「生まれてすぐ」
なので、指がしわしわ〜。それでも、しっかりと目を開けている。なんという瞬間。
「命から、命が生まれる」
生き物が持ちうる、引き継ぐ聖なるサイクル。静かな感動が押し寄せる。私自身、出産も母としての経験もないので、知らないことや足りないことは山のよう。それでも
「子供がいない人生を与えられたのには、意味がある」
足りないものでなく、手にしているものを見よう。「ピアノの先生」として
「音楽を通して、心に羽を授ける」
仕事をして来られたことに感謝。愛情を注ぐ対象として自分の子供がいなかったがために、目の前の生徒さん達へ思いを注いだ。あるいは、演奏先で出会った方々に。大切なのは
「自分が置かれた場所で、今できることを全力で」
今の私は「音楽屋」も「ピアノの先生」も卒業し、1人の人間、アーティストとして人生に向き合っている。展示会や公のアート活動は、ここ2年間ストップしているけれど
「コロナ規制で凄まじく変わり行くヨーロッパ」
の激流に身を置き、私の生き方、価値観、世界観が大きく変わりつつある。今ヨーロッパを呑み込みつつある新しいシステムの中で
「どうやって生きていくのか」「アートで何をしていくのか」
いつも自分に問いかけている。少なくとも、私が生きていた53年間で、2番目に大きな選択の時、決断の瞬間に身を置いているのを、ひしひしと感じる。
「るるるんピアノ」
闇を蹴り飛ばせ。踊りながら、ピアノが歌う。
「人生はシンプル」「命を大切にする世界を」「マイノリティを尊重し、共生する社会を」
そのためにアートがある。感動で人を結ぶ、神秘の力。「遊びながら異を結ぶ」遊異結アーティストとして、毎日を刻んでいこう。ミュージシャン週間だから、明日はギターを描いてみようかな(笑)。