【一日一作プロジェクト】アルファベットシリーズ「J(ほた)」を作った。今日から始まる「ピレネー山岳の旅」。なんせ「現地集合」なので
「私はマラガから列車で、ハビ吉は車でA市から」
ウエスカ県に向かう。朝9時出発。手段は違えど、2人とも約5時間半の道のり。北スペインは遠い〜。「ジェイダ駅」で午後2時半に待ち合わせ。
「高速道路はどう?大丈夫?」「無事進んでるよ〜。列車は遅れなし?」「定刻着だよ」
ワッツアップ(ラインみたいなアプリ)があるから、こんな待ち合わせも気軽にできる。さすがに今回の旅は、あったかインナーにセーター。厚手の靴下にブーツ。毛糸の帽子、マフラーも完備。
「どこにいるの?駅の中で待ってるのに」「私だって。駅前で待ってるよ」「あっ、見えた」「こっちこっち!」
初めてのジェイダ駅。見知らぬ景色の中に、ハビ吉の姿を発見。知らない土地で再会する、ってなんかめちゃうれしいな〜(笑)。
「お腹ぺこぺこ〜」「人気のレストランでランチしよう」
ハビ吉の情報に従い、駅の近くのレストランへ。お得なランチメニューを注文。せっかくなので
「違うメニューを頼んで分け合うシステム」
そうすれば、いろんな味が楽しめる〜。まずは「パエジャ」と「煮込みスープ」から。
「うわ、おいしぃ〜」「こっちも!おいしいよ」
自然と笑顔に。小皿をもらい、半分こ。さらに「白身魚のソテー&なんとかソース」と「ドラダ(魚)のオーブン焼き」。これももちろん半分こ。
「マラガとは違うランチメニューだね」
デザートの「ティラミス」と「カタルーニャ風クリーム」も絶品。もうお腹いっぱい。とはいえ、ゆっくり休んでいる時間はない。
「これからまだ2時間半。ピレネー山脈のど真ん中にある宿泊施設へ」
移動しなくてはならない。お腹をさすりながら、よろよろと立ち上がる。私たちの今夜の宿は
「周りを2000m級の山々に囲まれた、国立公園の中にあるパラドール(国営宿泊施設)」
周りには家も店も何もなく、街灯もないとのこと。最後の30分は山道なので「暗くなる前に着かないと大変」らしい。ハビ吉よ、頼むぞ〜。
「これから2時間半の道のりだから、到着は6時半かな」「ピレネー山脈に向かって出発!」
しばらく街道を進むと、正面にピレネーの山々が見えてきた。はたして。日の暮れる前に、無事ホテルへたどり着けるのか。(明日に続く)