セントロでランチ&H

【一日一作プロジェクト】アルファベットシリーズ「H(あちぇ)」を作った。本日より衣がえ。薄手のセーターを身にまといセントロへ。カルメンとクリスマスアーチの下を歩く。

「雲ひとつない青空」「半袖やビーサンの人が!」

今年のマラガは晴れ続きで本当に暖かい。10月は完全に「夏」だったし、11月中旬とは思えない強烈な日差し。寒がりの私には「マラガ最高〜」なのだけど

「最後に雨が降ったのがいつなのか」「傘を使ったのがいつなのか思い出せない」

もちろん夜中に降ったり、私が知らぬ間にパラパラ降っているだろうけど。少なくとも日本からスペインに戻ってから、まだ1度も傘を使っていない。その前は乾季の夏だしなぁ(汗)水不足は深刻だ。

「青空に金色のアーチが映えるね」「クリスマスまであっという間だよ〜」

セントロをそぞろ歩きした後は、お目当てのレストランへ。この時期、予約なしでは全く座れない。レストランはどこも大行列。もちろん1番人気は

「テラス席」

こんないい天気なんだもん。室内に入るのは12月になってからでいいや(笑)。前も後ろも横も植物に囲まれ、なんとなく隠れ家風。まずはビールで乾杯。

「砂糖を使っていない全粒粉パンです。オリーブオイルをつけて味わってみてください」

お兄さんが、オイルをお皿に垂らしてくれる。とにかくサーブがすばらしい。早くて丁寧。「大切にされる」って、気持ちいいな〜。

「手作りコロッケが食べたい!」「ポテトサラダもいいね」

コロッケのソース、一口食べて「ふわっ」と不思議な香りが口の中に広がる。なんだ、この味は。

「そうだ、ミントの葉だ」

ミント入りのクリームソースとコロッケ。おもしろい組み合わせ。お次はイベリコ豚。シンプルに焼いて塩をかけただけ。つまり、素材の味で勝負。

「付け合わせのポテトはどうしましょう。次の4つの中から選べますが」

揚げる、炒める、オーブン焼きなど、好きなスタイルで頼めるらしい。オーブン焼きポテトにしたら、けっこうな量。ハーブの香りが食欲をそそる。

「おいしーーー」「パンおかわりしちゃお〜」

食べて飲んで、おしゃべりして。しばし近況報告。「デザートどうする?」食べてもいいけど、せっかくの晴天。座っているだけじゃもったいない。

「マラガ港を散歩しない?」「いいね。港でお茶しよう」

勢いよく立ち上がる。「Hacer(する)」の 「H」。心と体を動かして「行動する」から、何かが生まれる。マラガ港の散歩レポートは明日に続く。

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