【一日一作プロジェクト】「ESPERANZA（エスペランサ）」を作った。マラガに戻り、私の視界には再び「海」が戻った。目に映すのは「山の稜線」ではなく
「どこまでも開けた場所」
水平線は、私にとって「可能性」。どこまでも広がる穏やかな地中海は
「あの彼方にきっと新しい世界がある。私が知らないだけで」
そう信じさせてくれる。海賊だから（笑）。アトリエで作業をしていたら、部屋の中に「ピンクの光」が流れ込んで来た。「あれれ？」と不思議に思いテラスに出ると
「マンションの白い壁がピンク色に染まって」
いた。聖なるサーモンゴールド。空も海も家の壁をも染めあげる強烈な夕焼け。これぞ、地中海の魔法。
「うわぁ〜、なんて色！光！」
あわてて動画を撮影（←Facebookでご覧いただけます）。刻々と色合いが変わる。ピンクがどんどん濃くなり、紫色へ。紫とゴールドの凄まじいまでの神々しさ。
「ESPERANZA（エスペランサ）」
祈りを込めて「ESPERANZA（エスペランサ）」の文字を遊ばせ「窓枠」にしてみた。スペイン語で「希望」の意。
今週、マラガを含むアンダルシア州では「レストランなど室内に入る」のに「ワクチン接種パスポートを義務付ける」と発表。まだ検討中とはいえ、もういつ施行されてもおかしくない。
「打つ・打たない。いつ打つか。どれだけ打つか。を自由に決められるスペインであってほしい」
希望。それは、自然の中にも住んでいる。自分の中に、置かれた環境に、希望を見出せない時は、空を、海を、山を、花を眺めよう。
日本は週末、いきなり寒さが訪れそうですね。暖かくしてお過ごし下さい。
