【一日一作プロジェクト】朝食のパンで「あらら猫」を作った。ってか、かじったら生まれた(笑)あらら〜。実は昨日のイブから今日にかけて、うちの地区では
「停電が20回以上」
すごくない?(汗)。今夜は夕食中にいきなり「ふっ」と電気が消え、あわててテーブルのロウソクに火を灯した。
「フェリス・ナビダー!(メリークリスマス)」
気分だけでも。とにかく家の中が暗い。「籠城」の雰囲気。テーブルに乗った食事が「非常食」に見えてくる。せっかくの赤ワインも色はわからず。
「中世のクリスマス」
ってことにしておこう(笑)。ロウソクの横で、オウムと2人肩を寄せて。トイレへ行くにもロウソクを手に。灯りが移動するから、オウムも必至についてくる。なんなん。電気が止まるたび、お隣から
「ぎぇ〜」「うわぁ」「まただー!」
叫び声が聞こえてくる。はたとテラスへ出てみると、辺り一帯真っ暗。通りの街灯も消え、信じられないほどの暗闇の中に「置き去りに」されていた。
「戦時中みたい」
ふと、そんな気がした。非常事態。何か大変なことが起こった。そんなショックを与える光景。
「こんなにも重い、深い闇の中に、私たちは住んでいたんだ」
人口の光に照らされ、慣らされ、気づかなくなっていたけれど。目の前に広がる海も空も、光がなければただの闇。広大な暗黒。その中で「金星」だけが、自らの力で輝いていた。
「こういう日が、いつか来るかもしれない」
20回の停電ではすまない、数日間に渡る停電が。そう遠くない将来。それを想定した生活、生き方を考えるべきなのかも。と、ふと思った。
さて。そんな中、マラガのセントロではクリスマスイルミネーションが大盛況。明るすぎや〜(笑)分けてくれ〜。この写真、向かいのビルのカフェテリアから先日撮ったもの。
「そう、まだ飲食店の室内に入れる」
あの頃に(笑)。あぁあ、行っておいてよかった。見ておいて。やっておいて。
「やりたいことは1番に!」
ロウソクと共に過ごすクリスマス。寝室や洗面所には懐中電灯。ほんとガスストーブ、ガスコンロがあってよかった。オール電化は怖いなぁ。