【一日一作プロジェクト】クリスマスのギフトカードを作った(「Carmen Felices Fiestas」の文字を星座に見立てて)。実はカルメンからランチのお誘いがあったのだけど
「ワクチンパスポート持ってないから」「テラス席なら大丈夫だよ」
えっ?ええっ?いいの?にわかには信じられず、マンションのお隣さんにも聞いてみる。
「混んでなければ、お店が許せばいいはずだよ」
そんな必殺技があったの?知らなかった。「1/15までレストランの中へ入るにはワクチンパスポート必要」と発表された時点で、私の中では
「きっと延長されて、春まで外食は無理だろう」「こうなれば創作に打ち込もう!」
と勝手にモードを切り替えていた。愕然としながら、行きつけの魚介類レストランに電話をして確認してみると
「テラス席なら何もいりませんよ」「ええっ!」
そうだったのか〜。呆然(←勝手に心を切り替えて突き進む自分自身に)。さっそくカルメンと海岸通りのチリンギート(魚介類レストラン)へ。オーレ!
「暖かいね〜」「今週は連日20度だって」
まさに春の陽気。半袖の人もかなりいる。これぞ「コスタ・デル・ソル(太陽海岸)」。太陽の光を浴びていると骨までぐにゃり。心も体も幸せモードに。
「おいしーーっ」「炭火焼のエビなんて久しぶり」
外食はないとあきらめていた分、感激が大きい(笑)。近況報告に花を咲かせながらビールで乾杯。どれもこれもがおいしい〜。うれしいー。
「はい、これ。クリスマスプレゼント」
カルメンから手渡された紙袋には、2つのものが入っていた。バスグッズのセット、そしてカレンダー。カルメンが写真をひとつひとつ選んで注文してくれたオリジナルカレンダー。
「こ、この写真は・・・」
父と過ごした日々、作品に囲まれた私、カルメンと出かけたあの日この日、ハビ吉とテーブルを囲むクリスマス・・・次から次へと思い出のシーンが。
「まるで1本の映画のように」
どのシーンも、幸せそのもの。食事をしたり、通りを歩いたり。コンサートや美術館に出かけたり。ページをめくるたび、積み重ねてきた幸せに胸が熱くなる。
「こんなにも幸せな人生を、私は与えられていたんだ!」
その瞬間、ぽろぽろと涙が溢れ出た。人前で泣くのは久しぶり。それもレストランで。カルメン、大切なことを思い出させてくれてありがとう。私の幸せダイジェスト。大切にするね。
「お茶飲もうか」「テラス席なら入れるよ〜」
海岸通りをそぞろ歩きながらカフェテリアへ。青い空、海の見えるテラス席でのんびりティータイム。
「大晦日の予定は?」「何にも。家でペイントかな」「一緒にカウントダウンしようか」「しよ!」
歩いて7分のカルメン宅。ご近所だから気軽に行って帰れるのがいい。大晦日しっとり女子会。ぶどうを食べてカウントダウン。楽しみだな〜。