グラシアスの魔法

【一日一作プロジェクト】絵の具&ペンシルで「グラシアスの魔法」を作った。外出ついでに「松ぼっくり」を拾い、オウムにプレゼント。

「ほーら、松ぼっくりだよ〜」

不思議な物体に、恐る恐る手を伸ばすオウム。最初は警戒していたけれど、すぐに「ガジガジ」と噛みつき始めた。

「パキッ、ボキボキ、ぱきっ」

1枚ずつ丁寧にはがしていく。気持ちよく遊んでくれるのはいいが、せいぜい10分程度。うーん。また新しいおもちゃを調達せねば。

「良質の刺激」

って大切だ。子供でも大人でも。何歳になっても。楽しく遊ぶって、脳内で花火が上がる感じだよね。ドドーン、ぱぁーーっと。夕方、食料品を買いにスーパーへ行ったら

「あっ、スマホを家に忘れて来た」

別にいいんだけど。妙な不安感。わずか6年前まで「携帯電話(ガラケー)」さえ持っていなかったのに。いつから運命共同体に。

「固定電話から、いきなりアイフォン5」

に切り替わった時の、衝撃はすごかった。まさに生活激変。昨年から始まったコロナ規制、日本帰国するには「ガラケー」では入国させてもらえない。空港で「スマホ」を強制レンタルさせられる。

「あぁあ、6年前に使えるようにしておいてよかった」

2020年の春、スペインは「3ヶ月に渡る全国ロックダウン」に踏み切った。その時、大活躍したのが「ワッツアップ(ラインのようなアプリ)」。まさにコミュニケーションの生命線。

「こんなものが、生命線になるとは」

恐るべし。WiFiを断たれたらおしまいやん(汗)。次の戦争では、まず「電気とWiFiを断ち切るんだろうなぁ」と想像してしまう。伝書鳩復活⁉︎

さて。スーパーで時刻を知りたくて「腕時計の人」を探す。が、全然いない〜(汗)。その時、野菜売り場で、自分の腕に目をやるお兄さんを発見。あわてて駆け寄る。

「すみませーん、今何時でしょう」「えっと、6時15分です」「グラシアス!スマホを忘れちゃって」

笑い合う私たち。思いがけず、イケメンの40歳くらいのお兄さんと笑顔が交わせたのはよかった(笑)。新しい出会いの方法としていいかも。これなら自然だよね〜。

「グラシアスの魔法」

人と人の間で紡がれる「ありがとう」の魔法。思いもよらない笑顔が届けられたり。口にしても耳にしても気持ちいい。「GRACIAS(グラシアス)」の文字がふわりと踊る。

たとえ家の中に「話す人」がいなくても、1歩外に出れば「ありがとう」はどこでも誰にでも使える魔法の言葉。滑舌トレーニングにも最適(笑)。みなさま、すてきな1週間を!

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です