大晦日レポート&Y

【一日一作プロジェクト】アルファベットシリーズ「Y(いぐりえが)」を作った。大晦日レポート。今年はカルメンと2人で年越し。

「まずはベルモットで乾杯」

食前酒をちびちびと。チーズやパテをつまみながら、テンションを静かに上げていく。なんせメインイベントは

「新年のカウントダウン」

時間はたっぷり。カルメン宅のテレビはYouTubeも見ることができるので、体操やダンスレッスンを映し出し、立ち上がってステップを踏む。大晦日に「チャチャチャ」で大騒ぎ(笑)。

「シャンパンで乾杯しよう」「夕食の始まり〜」

生ハム、チーズ、エビ、スペアリブ、サラダ・・・ふだん私たちは夕食は軽めなので(お昼がメイン)夜の12時過ぎまで、だらだら食べ続けるなんて久しぶり。

「ヘッドアートつけよ〜」「うわぁ〜かわいい!」「どっちがいい?」「きゃー」

頭に何かつけると、がぜん盛り上がる(笑)。テンションが上がるということが、わかった。これからは日常的に「ヘッドアート」をつけたいくらい。

「表情や目がキラキラしてくる」

のがわかる。なんだか姿勢までよくなって。「冠」の効果は大きい。食べて飲んで。すっかりおしゃべりに夢中になっているとカルメンが

「そろそろブドウの用意をしないと」「もうそんな時間?」「あと30分だよ」「えっ、早っ」

12粒のブドウは、カルメンの手によってきれいに皮がむかれた。このひと手間により、スムーズに飲み込むことができるのだ。私たちの視線は

「テレビのカウントダウン」

に釘づけ。司会者の声に合わせて、遅れてはなるものかと、お皿片手にブドウの粒を必死で飲み込んでいく。最後の1粒を食べ切った瞬間

「フェリス・アニョ・ヌエボ!」「きゃーーーっ」

私たちもテレビも大声で叫ぶ。歓喜の瞬間。再びシャンパンで乾杯。新しい2022年に。みんな元気で平和な1年になりますように。

「よーし、踊ろっか〜」

ソファからすくっと立ち上がる。カウントダウンの後は「歌謡番組」に突入するのがお約束。なので、懐かしのヒットソングを歌い、踊る。勢いに乗ってカラーカツラなどかぶってみたら

「ナマハゲ」

みたい(笑)。これで外は歩けないな。シャンパン片手にお菓子をバリバリと食べていたら、カルメンの息子さんからビデオ電話が。もちろんカツラや冠をつけたまま。

「なんだか楽しそうだね〜」

息子さんまで笑顔に。家族が元気で、笑って新年を迎えられる。感謝で年を終え、感謝で年を始められる幸せ。

カルメン、すてきな夜をありがとう!2022年もいろいろなことにチャレンジしていこうね。まずはC AC美術館の新企画展から。来週行きたいな〜。

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