【一日一作プロジェクト】エールアート「夢魂獣(ゆめたまじゅう)」を作った。昨年の夏から「ワクチン義務化」の波が、ヨーロッパを飲み込みつつある。ついにイタリアで恐れていたことが現実となった。
「1/10からイタリアでは、ワクチン未接種者は『公共交通機関をいっさい』利用できない」
えっ?ええっ⁉︎うそ(驚愕)。それも、12/30に発表。たった10日後に施行って。人々の生活は?車がある人はまだいいけれど、ない人は歩けっての?
「あと10日したら、市バスにも地下鉄にも電車にも乗れなくなりますよ〜」
って何なん。公共交通機関を使うだけで罰金。すごいな。ワクチンを接種した人でも「6ヶ月以内に接種をしていること」が条件なので、昨年の夏前に打った人は「無効」らしい。
「とにかくどんどん打ってくれ〜」
というこのシステム。なんなんだ。オーストリア、フランス、ドイツ、スイス・・・などで、今年2月以降「ワクチン接種の義務化」が計画されているけれど
「ワクチンパスポートが『半年で無効』になる限り、たえず打ち続ける」
ことになる。さらに「接種はコンプレート(最終まで打っていること)」という条件が課されているので
「ワクチンパスポート『更新』のために3本目、4本目と続けざまに打っていく」
未来が待っている。公共交通機関を使うために。お店に入るために。仕事をするために。施設に入るために。オランダは6回まで義務化する計画らしい。
「本当にそれでいいの?」
と思う。そんなに打ちたいんだろうか。くり返して言うけれど、反対デモをしている人たちはふつうのお父さん、お母さん、社会人、学生たち。そこには接種者も未接種者もいる。
「ワクチンに反対なのでなく、義務化に反対」
なのだ。ここを、マスコミはへし曲げて報道している。
「2本は打ったけど、3本目は見送りたい」「今はパス。体調がいい時に改めて」「後遺症が出たのでもう打たない」「家族や友人が後遺症に苦しんでいるので」「子供にはまだ打たせたくない」
といった「自分の体や生活に合わせて」「時期も量も自分で決める」選択が、いっさい許されない。そのことが問題なのだ。イタリアでは、1/10からワクチン未接種者は
「いっさいのお店に入れなくなる。食料品や薬局以外」
すごいな。この徹底ぶり。あの愛と自由のイタリアで(涙)。今は「未接種者」だけが締め出されているけれど、そのうち
「4本目を打ってない人は公共交通機関を使えません」「5本目を打った人だけお店には入れます」
になるんだろうね(笑)。どんどん打って、ばんばんワクチンパスポート更新。なんて新世界。スペインよ、なんとか持ちこたえてくれ〜。
「夢魂獣(ゆめたまじゅう)」
「夢」という文字であり「獣」でもある。自由と平和を求め、吠える。光の世界に向かって、全身を震わせ立ち向かう。まやかしに屈しない「魂」の舞。エールアート。
もし、民主主義の崩壊が起こるとしたら、それは2022年なのかもしれない。と、周りの国々を見ていて思う。自由と平和の2022年を!「夢魂獣(ゆめたまじゅう)」に思いを込めて。