【一日一作プロジェクト】「情熱しぶき」を作った。ダンス教室で「アンダルシアの日」のお祝い会。旗の色である「緑色」を身につけて。ひと踊りした後、みんなそろって
「アンダルシア州&県のミニ旗を持って」
記念撮影。その時、レメ先生がごそごそと袋の中から私に旗を手渡した。
「これは!」「日本の旗もちゃんと用意したよ〜」
じ〜ん(涙)。まさか、こんなところで「日の丸」に会えるなんて。レメ先生の心遣いに感謝。
「アンダルシアの日に、日の丸!」
オーレ!みんなでくるくるセビジャーナスを踊り、はぁはぁしながら乾杯。1人1品の持ち込みで、あっという間に祝いの宴ができあがり。
「勢いよくルンバを踊ってお祝い」
さすがダンス女子(笑)。音楽がかかるや、体がうずうず〜。疲れや痛みも、踊れば吹っ飛ぶ。今期の個人的な目標は
「ためて踊る」
テンポにジャストだと、体操みたい。ぎりぎりまでためる。引き伸ばす。少し後にずらす感じで。そうするとフレーズが呼吸し、スイング感や味わいが出る。
「ピアノを弾く時と同じ」
なのがおもしろい。体はまだ言うことを聞いてくれないけれど「感じ」はわかる。音楽とダンスは、本当によく似ている。
「情熱しぶき」
「ピアノを弾く手」でもあり「踊る手」でもある。情熱のしぶきが飛び散る。アンダルシア&マラガの国旗の「緑」で。私の大好きな緑。
「Verde que te quiero verde(ベルデ・ケ・テ・キエロ・ベルデ)」
アンダルシアの詩人ガルシア・ロルカの詩の出だし。「ベルデ(緑)」という言葉を唇に乗せるたび、この美しい音楽のようなフレーズを思い出す。
「今年の動画撮影はマラゲーニャだよ」
先生の言葉に「おぉお〜」と歓声が上がる。「マラゲーニャ」とはマラガの民族舞踊。毎年初夏に行うダンス動画撮影。昨年は「タンゴ」、おととしは「ベルディアーレス」だった。
「今年こそ『体のしなり』『ため』のある動きを実現!」
そのためのストレッチ。肩甲骨と腰、足の付け根を中心に。ついに「棒」からの卒後だ〜(笑)やるぜー。
レメ先生、仲間のみんな、すてきなひとときをムーチャス・グラシアス!心に赤い靴を履いたダンス女子に「退屈」の文字はない。いつか日本で、みなさんと一緒に踊れますように。