【一日一作プロジェクト】「天魂眼(あまだまめ)」を作った。引越しの準備は続く。とりあえず、箱や袋に入れて玄関へ。どんどん積み上げていたら、すでに20個。
「これを自力で運ぶのか?」
計ってみたら、1個10〜 20キロ。感覚として、18キロを超えた辺りから「ずしっ」とくる。これ全てを
「1回で運ぶのは無理だよなぁ」
手伝ってくれる友人たちは、みな普通の自家用車。なので、7〜8個か。トランクと後部座席で。家電や大サイズの物は、ハビ吉が取りに来てくれることになった。
「ガスストーブ、扇風機、セントラルヒーティング、冬布団、3段カート」
これですでに車いっぱいかも。いやはや、棚の中にきれいに収まっている時は「こじんまり」して見えるのに、いざ全てを取り出して床に広げてみると
「はぁあ⁉︎な、な、なんだこの量は」
って収拾つかない感、ハンパなし。棚の奥から「紙袋」が山のように出てきたので、いくつかペイント用にゲット。あとはざばっとゴミ箱へ。ふだんなら絶対に捨てないものを、見た瞬間に「持つか捨てる」か決める。瞬択。
「こんなに捨てまくったのは、ベラが亡くなった時以来かも」
あの時は、悲しみと怒りで「豪快リセット」に走った(笑)。今でこそ笑い話だけど、友人たちがおろおろ&呆然とする中
「テレビ、ソファ、ベッド」
など、次々と捨てていった。大きな生活用品が家の中からなくなり、孤独感が増し、生活感もなくなり、さみしさマックス。
「あの最悪の状態から、創作する自分が生まれた」
のが、興味深い。最悪から、最高の自分を作り出すことができる。人生の神秘。あの時の体験、乗り越えたという事実が、少々のことではブレない今の私を作った。
「あの時に比べれば、何でもないさ〜」
音楽機材、テーブル、カート、折りたたみイスなどを引き取ってもらい、家の中がさらにすっきり。腰痛だけには、気をつけよう。
今回の「G20サミット」の一件で、私的には「日本帰国」も視野に入り始めた。スペインと日本を自由に行き来できるのは、来年までなのかも(ワクチン全打ちしない限り)。日本に自分なりのインフラを作っておかねば。
「準備するには2023年しかない」
何も起こらなければ、それに越したことはないけれど。ただ今いろいろと消化中。父のことも心配だし。引越し荷物を作りながら、改めて思う。
「屋根、電気、水、ガス、畑、食料、薬、そして道具と材料」
これだけあれば、とりあえず生きていける。そして、できればインターネット。だからこそ、ここから潰しにくるだろう。畑のある自給自足の暮らしが理想的。来年はぜひ、志を同じくする仲間と
「お金でなく、物や作業の交換」
でやっていけないか、試してみたい。少なくとも、私側はそうでありたい。お金を受け取る代わりに、その方ができること、持っているものをいただく。物々交換で、互いに幸せになる。これこそ人間力。反グローバリズム。
「天魂眼(あまだまめ)」
紙バッグアート。ひとつの目は正面を、もう一つの目は天を向く。まっすぐ見ることと同じくらい、それを疑い、自分で探すことも大切。情報も常識も。与えられた情報を鵜呑みにせず、魂の声、違和感を大切に。
みなさま、すてきな1週間を。