【一日一作プロジェクト】「ココロデザキ」を作った。父から頼まれていた「棚の中板」作り。
「食器棚の中板、鍋置き用の中板、靴箱の中板、脱衣所の中板・・・」
とにかく中板が足りない。あるいは取り替えが必要。まずは寸法を計る。巻尺を手に、家の中を飛び回る。必要な板のサイズをメモ。これを
「182×91センチの1枚板の中に、収まるように落とし込んでいく」
うまくスペース取りすれば、何枚も取れる。数回やり直し、カット予定図が完成。これからカーマで板を買い
「その場でカットしてもらう」
1カット50円。巻尺を持って駆けつける。板をカートに乗せ、おじさまにカット予定図を渡す。
「よろしくお願いします」「はい」
ウィーン、ウィーンと気持ちよく切れていく板。切れ目もクリアーで美しい。おじさまがカットしてくれた板を、その場でサイズ確認。巻尺を手に
「オッケーでーす!」「はい、次」
流れ作業って、楽しいな〜。20分ほどでカット終了。お礼を言ってお店を出る。重っ。カートに板を乗せてよろよろと。そのとたん、お腹がぐぐーっ。目の前には、たこ焼き屋さんが。
「あの、ここで立ち食いしてもいいですか?」「えっ、うーん、どうかなぁ」
困ったようなお姉さんの顔を見て「そんな人はいないのだ」と悟る。カーマの駐車場の片隅へ移動。熱々のたこ焼きを取り出すと
「おお〜カットした板がテーブルに!」
まさに、たこ焼きを置くためにあるような(笑)。見上げれば、青い空。揺れるかつおぶし、最高だぜ〜(写真)。
さて。家に帰り、さっそくノコギリ作業をスタート。棚によっては、微調整が必要。特に「鍋置き用の中板」は、水道管の部分を
「コの字型に切り抜かねば」
ならない。これがめんどう。また、中板によっては「1〜2ミリ大きく」カットしてもらっているので、これから「ヤスリ棒」で調整してながら、ぴたっとはめ込んでいく・・・と、まだまだ作業は続く。
「焼きそばができたよ〜」
キッチンへ飛んで行くと、エプロン姿の父が。私はちゃちゃっとミックスサラダを作り、デザートはキウイで決まり。
「いただきまーす」「おつかれさま〜」
焼きそばって、おいしいなぁ。それが、父の手作りならなおのこと。2人で食べるランチは、それだけでご馳走だ。食後はしばし、ウッドデッキで昼寝。そよ風が気持ちいい〜。
「うっし、次は食器棚。そして、靴箱、脱衣所の棚だ」
ざっくざっくとノコギリ作業。マラガのアトリエには、ちゃんと「作業台」があるのだけど、うちのような日曜大工をしない「一般家庭」には
「作業台も工具もまるでない」
とりあえず「ピアノを弾くイスとベンチ」を使って板を切る(汗)。板がしっかりフィットせず、切りにくいぜ〜。
そんなわけで、今回はノコギリを始め、どばっと工具を購入。使い慣れた工具をマラガから持って来たいけど、重いんだよね〜。そんな中、カーマをふらつく私の目の前に、天からの贈り物が!
「漆喰&壁紙貼り・無料体験教室」
うそ。やってみたいーーーーっ。興奮でふらふらと貼り紙に近づいて行く。はたして。(明日に続く)
★作品紹介「ココロデザキ」。心手咲。手を動かせば、心も動く。手から咲く花。今、手にしているものを大切に。サイコロアート。