【一日一作プロジェクト】「まるーす」を作った。思いがけず、庭で見つけたもの。それは、しだれ梅の「実」。そこにあるのは知っていた。が、知らぬ間に
「急激に増えていた」
のだ。たった2週間で。すくすくと成長した梅の実たち。最初、父はいつものように
「お隣さんにあげる」
と言っていた。ので、黙っていた。父と母の梅だし。ところが、お隣さん方に尋ねてみるも、今年はみなさん、いらないと言う。
「困ったなぁ」「ええっ、私が使ってもいいの⁉︎」
思わず、朗報(笑)。はたして、しだれ梅の実は「食用」なのか。まずはネット検索。すると、多くの人が「梅酒」や「梅干し」に利用しているではないか。オーレ!
「お父さん、梅酒を作ろう」「ええっ⁉︎」
そういえば母はよく、梅干しや梅酒を作っていた。梅をたんまり買って来て。その手作りの梅干しを、毎年スペインへ大切に持ち帰っていた。
「あぁあ、お母さんに作り方を聞いておけばよかった」
時すでに遅し。天国にWiFiがあったらなぁ。ネットでいろいろ調べると「梅酒」の方が、梅干しよりハードルが低いことがわかった。
「梅、ホワイトリカー、氷砂糖、容器」
それだけでいいの?とりあえず、やるだけやってみよう。たとえうまくいかなくても、いいじゃないか〜。大切なのは
「父と2人で収穫祭&梅酒作りにチャレンジ」
全てはプロセスにあり。まずは、梅を収穫。これがめちゃ楽しい〜。1、2、3・・・10・・・20・・・梅の実を2人で数えながら、そっと手でもぎ取る。
「おお〜43個もある!」「今年はすごいな〜」
父が驚きの声を上げる。聞けば、毎年なっても20個前後なのらしい。2倍以上の収穫なので、今年は豊作?「来年はだめかも」と父がぽつり。そうならいっそう、これは梅たちの
「実を使って、ぜひ梅酒にしてください」
って声だよね〜。さっそく必要なものを買いに行き、まずは
「梅をよく洗って、ふいて、干す」
一夜と半日、ゆったりと乾かし、湿気を取る。お次は、爪楊枝か何か尖ったもので
「へたを取る」
これが、ぽろっと取れるのだ〜。気持ちいいー。ここで「梅」の重さを測り、それに合わせた分量の氷砂糖を
「交互に容器へ入れ、ホワイトリカーを注ぐ」
はて、本当にこれでいいの?全く自信はないけれど、お隣さんが「今年はいらない」と、断ってくれたおかげで、実現した
「梅酒作り・親子教室」
来年が楽しみ〜。カビないといいなぁ。12月に日本帰国の予定なので
「クリスマスは、父と梅酒で乾杯」
できたらうれしいなぁ。そんな中、三重県に住むYさんから
「一目惚れしました。モモ作品をぜひ購入したい」
と、ご連絡をいただき。急遽、名古屋へ行くことに。はたして〜。
★作品紹介「まるーす」。「Mar(マル/海)+「Luz(ルス/光)の造語。マグネットアート