日本上陸記& 想人

【一日一作プロジェクト】「想人(おもいびと)」を作った。日本滞在も残りわずか。「やることリスト」をひたすらこなす。

「まずは庭に出て深呼吸」

新しい習慣。30年以上マンション暮らしの私に、この「ガーデンリセット」は、驚くべき効果をもたらした。ふらりと出ていくだけで

「気持ちを整え」「心身を切り替え」「一瞬の瞑想」

に誘ってくれる。すごいな、庭(笑)。1、2分のつもりでふらりと出て行き、気がつくと

「しゃがみこんで夢中になって雑草を取っている」

この吸引力。庭には不思議な力があるのだ〜。さて。本日も、ノコギリで1日をスタート。「板切り」をさくっとすませ、家の周りの

「ヒビ・穴の補修」「窓のシート貼り」「物置の屋根の穴ふさぎ」

をこなしていく。書けば1行でも、脚立に登ったり降りたり。地面にひざまづいたり、しゃがみ込んだり。なかなかの活動量。さらに

「母の日記やノートを処分」

大切な思い出の品だけを保管し、残りは全て処分することに。特に、思いがびっしり綴られた日記は「誰にも見られたくない」はずだから、できるだけ破いて。

「お母さん、読んでないよ〜」

話しかけながら(笑)。これも、愛。そして、電気屋へ父と駆け込む。

「天井の照明を買いに」

それも3つ。うちは純和風「砂壁」の家なので、いまだに天井の照明の多くが

「ひもを引っぱって点ける」

タイプ。マンションなら当たり前についている「壁のスイッチ」が、ない(汗)。工務店のYさんが、配線工事なしに「ヒモ問題」を解決したいのなら

「リモコン付きの天井照明に変える」

のが1番早いと言う。先日、打合せをしたのだけど、天井照明の色が「青白いREDの光は絶対にイヤ」「目に突き刺さる」「気持ち悪い」「それならこのままのヒモ(蛍光灯の光)でいい」と、大騒ぎしたので

「よかったら、電気屋で好きな色(光り方)の照明を買って来てください。僕がつけてあげます」

Yさんは、優しく言ってくれる。が、電気やテクノロジーにうとい私は、いったい何を買っていいのか、全くわからない(汗)。

「まずリモコン付きのタイプで、○○で○○の。天井に直接取り付けるタイプじゃなくて・・・」

とりあえずメモ。するものの、実はまるでわかっていない(汗)。理解できたのは「リモコンで操作する」ってところだけ。高い買い物、それも3機。大丈夫なのか〜。

「こちらのタイプ、お買い得になってます」

お店のお兄さんが指差す天井照明は、私のキライな青白いタイプ。もちろんお買い得品、めちゃ安。でも、キライなものには心を動かされないのだ〜。こうして何十と並ぶと、色の違いがよくわかる。

「これだ!これです」

美しい乳白色。白過ぎず、オレンジ過ぎず。全体に広がる光のバランスもいい。その照明の下で、幸せそうにたたずむ私に、お兄さんは申し訳なさそうに言った。

「あの、それは、最新のものでして」

まとめて買えば割引はきくらしい。が、私たちの予算を超えている。なにしろ3機。「ちょっと考えます」と店を出るも、ふと父が立ち止まり

「数千円の差なら、今買って直しておこう」

おお〜。いけー。思いついた時が、やる時。天井照明を3つゲット。あとは、Yさんに取り付けてもらうだけや〜。

「坦々麺、食べよう」「エネルギーチャージ!」

遅めのランチ。ついでに、父の体操教室用の服を買いに。試着の末、お気に入りの服をゲット。夕食用の刺身を買い、無事帰還。

「この照明でいいんだよねぇ」「明日、箱を開けて見てみよう」「Yさんに連絡いれないと」

今日も一日、お疲れ様〜。父が庭で作った「ネギ」を納豆にふりかけながら、明日はいよいよ「裏のドア」「天井照明」の打合せ。はたして。どんなサプライズが。(明日に続く)

★作品紹介「想人(おもいびと)」。

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